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リビングからは中庭の眺め。中庭のデッキ部分は和室に続いている。
「アジアのリゾートホテルの雰囲気で、ゆっくりとくつろげる家」、これがI邸テーマ。その白眉がリビングだ。ゆったりと高い天井には木の梁が渡り、シーリングファンが回る空間。大きな窓の外には中庭があり、小さな葉がかわいらしいカツラのシンボルツリーが風にそよぐ。夏には緑が目を楽しませながら陽射しを遮り、冬は落葉して陽光を室内へ招くことがポイント。落ちついた雰囲気の中で自然との一体感も味わえる。まさに、時を忘れてくつろげそうなリビングだ。
リビングダイニングには、和室が隣接されている。「親戚や友人と集まってわいわい楽しみたい」との理由で生まれた設計なのだとか。囲炉端を囲んで、堀り座卓に掛けて、あるいは畳にごろん、またある時には中庭に続くデッキで涼んだり…。みんなで気ままに楽しめる自由な空間になっている。ペンダント照明と連動した丸窓も個性的。ところで、南面の壁にはこの丸窓ひとつだけ。これは強い陽射しをあえて取り入れないことで、飾り棚の間接照明がとっておきの品たちを浮かびあがらせるという効果を狙っているそうだ。

アジアンリゾートのホテルを思わせるリビング。

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梁や格子の木質感が心地よい雰囲気。
中庭がもうひとつのリビング
ウッドデッキが設けられた中庭では、気軽に戸外の心地よさが味わえる。透水レンガなのでクローズな中庭でも水仕舞い気にならないという。ファサードのデザインにより、外からの視線をさり気なく遮っている。
幻想的な雰囲気も感じる和室の飾り棚。間接照明のやわらかい光は、自然素材の表情も引き立ててくれる。和室以外にもI邸では照明を効果的に活かしている。
開放感とアジアンリゾートの味わいを演出する格子。リビングとトイレの出入り口をやわらかに仕切る役割も。
家族がお料理や片付けに気楽に参加できる、オープンなペニンシュラ型キッチン。インテリアに合わせた濃い茶の面材でシックな雰囲気に。
キャビネットの下に設けた間接照明が、奥行きを感じさせる。もちろん、足もとが見えやすいという利点も。
リビングの真上にあたる寝室。2階の他のフロアよりも一段高い位置にあり、さらにロフト付き。高さの変化が空間として独立性を高め、落ち着いた空間を演出してくれる。
浴室は2階に。洗面室はバルコニーに面しており、透明な壁や扉ごしに光が入り、空も眺められる。まさに毎日がリゾート感覚。
大きな南側のバルコニーには、高めの壁をまわし、一部に格子を。外からの視線を気にせずに、青空の下のもうひとつの部屋として使える。

全体に淡い色合いで統一し、濃い茶の格子をアクセントに。割肌のタイルや塗り壁、木など、いずれも光の反射率の低い素材を採用し、光に映えながらも見た目にやさしい雰囲気を演出してくれる。







