家族を育てる家

イノスの家の工務店

青森県弘前市にて、幸せを応援する家づくり~肥後産業㈱ 富岡社長インタビュー~

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青森県の西部に位置する弘前市は、全国一のりんごの生産量を誇る、津軽地方の中心都市です。
また、有名な夏の風物詩「弘前ねぷた」は国の重要無形文化財に指定されています。
美しい山々と歴史的建造物、四季折々姿を変える大自然の中に有る弘前市で、肥後産業株式会社 富岡社長へインタビューを致しました。

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肥後産業の歴史、富岡社長の経歴を教えていただけますか

先代の社長が、昭和39年に水道・設備専門工事業として創業してから、今年で54年になります。
当初は公共工事・ハウスメーカーの下請け工事を主流とする会社でした。
二代目の私が、平成17年に住宅部門をスタートさせて、今年で13年目になります。

私はこの会社に入る前、東京で10年間、住宅事業に関連することの基礎を学びました。まず、平成元年からゼネコンで現場監督を3年間勤め、建物の基礎を学びました。
ちなみに、一番最初の現場は5階建てでした。

その後デベロッパーにて3年間、テーママンション等の経験をさせてもらいました。
人工的な小川が流れる分譲地や子育て世代専用のKIDSマンション・有名建築家とコラボした近代的デザインマンション・オートバイ愛好家や音楽好きな人の為のマンション等。
「家づくりは楽しくなければならない」私の家づくりの発想の原点は、ここから始まったと思っています。

そして、平成8年に不動産会社に転職し、営業のノウハウ、人間力、不動産売買の取引を学びました。
東京での10年間で、建物の施工力、商品の企画力、そして不動産の販売力を自分の身に叩き込んだのです。

これらの経験を元に、今の私があると言っても過言ではありません。

拘りがある人が住む拘りの家、面白そうですね

面白いですよ。
面白い家を計画すると、スタッフの「家づくりマインド」が刺激され、全員の方向性が定まり、結果的にいい家が出来る。

例えば、甘い香りが漂うメルヘンチックな「ローズカフェの家」。
冒険をテーマに、パイレーツオブカリビアンのインターセプター号をイメージした「海賊船の家」。
バラスター手摺や家の隅々までつながる伝声管は、造っていて本当に楽しかったですよ。

また、子供から大人まで「冬でも遊べる家」をコンセプトに、運梯、ボルタリング等、スポーツ遊具を取り入れた家も手掛けました。
私達はお客様の夢を最大限取り入れ、お客様と共に完成させる家造りを目指しています。
お客様も、我々スタッフも本当に楽しいですよ。

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肥後産業の家は遊び心が満載ですね。童話も作られているとか? 

実は、青森県内の方々から童話を公募し、創作童話集「森の宝箱」を出版しております。
これは平成16年から会社で実施している文化事業で、青森県中から集まった創作童話の中から優秀な作品3篇を、童話集「森の宝箱」として作成し、青森県内の小中学校・図書館・公共施設などに寄贈しております。
この事業は、元々は私が童話作家の角野栄子さんの「魔女の宅急便(1985年)」に感銘を受けたことから始まりました。角野先生とは何度かお会いし、先生の童話の中にある世界観は、私自身の人生と物語のある家造りの道しるべとなりました。

住まいづくりには、物語が必要ですね。
その家に住む家族に日々訪れる物語をイメージして、間取りを描きながら住人の声が聞こえてくることを想像します。
朝陽を浴びる住まい、「おはよう!」
「今日はいい天気だなー」
「お腹すいたー」
「・・目玉焼きを焼く音・・・」
「・・はちみつたっぷりのフワトロパンケーキ・・」
「いただきまーす!」

「そして・・木のぬくもり・・」
「・・のんびり家族、のんびりお母さん、のんびり我が家・・・」

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甘い香りのするメルヘンの家ですね
社長が木造住宅を取り入れた経緯、イノスグループを選んだきっかけを教えて下さい

群馬の実家が、不動産会社と行政書士事務所を生業としていました。
幼い頃近所で見た地鎮祭や上棟式、左官屋の塗り壁が今でも印象に残っております。
私は、子供の頃から30歳までは、実家、学生寮、社宅、新婚当初の賃貸住宅、すべて鉄筋コンクリートや軽量鉄骨の住宅で過ごしました。
30歳になって初めて木造住宅に住んだのですが、無機物で出来た住宅との違いに感動しました。肌で感じた暖かいぬくもり。冬暖かく、夏涼しい家。本当に最高でした。
「木」への憧れが、木造住宅の家づくりを選んだ一番の理由です。

住宅全般、不動産と木造建築をやりたくて、平成10年に奥様の地元青森県弘前へ。
最初は管工事業をやりながら不動産業をスタート、同時に建築業の準備を始められました。

H17年住宅部門スタート。
肥後産業1棟目の木造住宅造りは、自身の家で勉強しました。
北国の家造りを覚えようと、大工さんが帰った夜8時~9時以降に現場へ行き、懐中電灯を照らしながら勉強しました。

H22年イノスグループ入会。
入会のきっかけは、一目ぼれです。

埼玉県に住んでいた頃、近所で住友林業の家をよく見かけました。
見かけるたびに将来、こんな家に住みたいと潜在意識に刻まれ、いつの間にか住友林業のファンになってしまいました。

ある日、空を眺めながら「住友林業の家のような住宅を造りたいな。」と思わずつぶやいた自分に気づき、思い立ったが吉日と言われるように、すぐにインターネットで検索をかけ、住友林業㈱イノス事業部(当時)を発見しました。
もちろん即電話で入会の希望を伝え、とんとん拍子に入会しました。
イノスのモデルハウスもすぐに着工しました。

イノス第一号の家は、H23年に完成。イノス「黎明の家」と名付けました。

イノスグループ入会後の感想?

イノスに入会して、間違いなく良かったです。
学ぶべきものがたくさんあります。
注文建築の技術、様々なノウハウの提供、建設業界の動きに対する迅速な情報伝達と解説、各スタッフの率先した指導。
特にイノスの現場チェックが凄いです。厳しいだけにやりがいがあります。
ゼネコンや公共工事で厳しい検査を何度となく経験してきましたが、イノスのチェックはそれ以上です。
現場チェックの前日は、社内で自己チェックを行なって完璧に仕上げ、翌日はドキドキしながらイノススタッフが来るのを待ち構えています。

お客様へのアプローチは?

住宅営業は、お医者さんと一緒。患者さんと一緒に解決策を探しだす点では、非常に似通った面があります。
お客様は自分でもどんな家に住みたいのか解らない方がたくさんいらっしゃいます。
そんな場合、雑談をしながら、育った環境などを聞き出します。
実は、育った環境を振り返ってもらうと間取りが決まりやすいのです。
きっと、生まれ育った家が、一番居心地がいいのでしょうね。

お客様からの紹介が多いそうですね

業者様の紹介もありますが、お施主様の紹介が特に多いです。
会社の理念は、「人が動いて住まいができる。よい家はよい心を持った人が大事。良い家づくりはよい人づくりから」。
心がうれしくなる家づくり、お客様の心に近づく家づくり、をコンセプトに、9名の営業、設計、施工スタッフが理念を実践してくれています。
一般的に、借りられるだけ目いっぱい借りるような資金計画を提案する業者が多い中、うちでは借入可能額より低い資金計画を提案したりして、無理の無い住まいづくりを提案しております。
また、水道屋の技術や考え方を生かして、配管や配線の最短距離を計算してコストを下げるような努力もしています。
お引渡し後のアフターサービスにも力を入れており、「対応は迅速に!」をモットーに、巡回パトロールを徹底しています。
小さなサービスを心掛け、電球の交換や、高齢者が住んでから気が付く手摺の取り付けくらいまでは、サービスでおこなっています。

お客様から感謝される事も多いのでは?

着工から工事中、完成までの一連の写真を編集して、DVDにしてお施主にお渡ししています。
火事で焼けた施主様の家を担当した時には、たまたま以前の家がネットにあったのを見つけ、新しい家の写真と共にDVDに入れてお渡ししました。
えらく感動されて、家族全員、祖父、子供さんからも感謝の手紙を頂きました。
極寒の冬場では、寒い中でも丁寧に作業をする職人の仕事ぶりにも感動されたりして、感謝して頂けるお気持ちに感謝しております。

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これから家を建てる皆様へ一言お願いします

家づくりは、人を幸せにします。
幸せな家づくりは、安心、安全の数値的根拠や裏づけが非常に大切です。
その点、イノスグループなら、住友林業の長い経験から生まれた技術・ノウハウ・材料が、この弘前の地でも手に入ります。
弊社では構造見学会、完成内覧会を随時開催しています。
青森県の厳しい気候風土を熟知した肥後産業が、イノスの技術と資材で建てる幸せのマイホームを是非ご確認ください。
そして、他社の家と比べて見て下さい。「イノスの家」の良さがハッキリと分かります。
長く住む木造住宅は「住友林業イノスの家」です。

イノス営業部から見た㈱肥後産業様

幸せを応援する家づくり。
斬新な発想の家づくりやポジティブな社長のお人柄がとても魅力的です。

青森県民の為に出来るだけたくさんの良い家づくりをしたいという意気込みが、もの凄く感じられます。

これからも拘りのある、しあわせな家づくり、楽しい家づくりを、一緒に楽しむお手伝いをして行きたいです。

取材協力:

株式会社肥後産業
http://www.higo-industry.jp/

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