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2018.12.07

『古きを温ねて新しきを知る』温故知新の家づくり~㈱鈴木工務店 矢口社長インタビュー~

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千葉県安房郡鋸南町(あわぐんきょなんまち)をご存知でしょうか?
房総半島の南西側、東京湾の入り口の東に鋸南町はあります。
千葉県の南房総は年間の平均気温が17℃と冬でも比較的暖かく、夏はカラットしのぎやすい気候の土地で、『東京から一番近い南国』といわれています。
海はとても綺麗で漁港や海水浴場として、暖かい気候を生かした花の栽培も盛んで、日本三大水仙生産地と言われています。

冬の終わりに、江月地区の町道の両側約3kmの道の両側に水仙が咲き乱れる江月水仙ロードや食用の菜花が絨毯を敷いたように咲き誇る菜花畑など、四季折々の彩が楽しめる景勝の地です。
12月に花が咲くころから、夏の海水浴シーズンまで観光地として賑わいを見せ、毎年房総の風物詩のようにテレビ報道されています。

また、合戦で敗れた「源頼朝」が上陸し、立て直して天下を治めた伝説の地。
見返り美人で有名な、浮世絵の創作者「菱川師宣」の生誕の地。
「ヤマトタケル」の伝説が残る場所。さまざまな歴史を持つのが鋸南町です。

本日はその鋸南町南勝山にある、創業140年あまりの鈴木工務店5代目社長矢口盛明様から話を伺いました。

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※㈱鈴木工務店5代目社長 矢口盛明様

鈴木工務店の成り立ちを教えて下さい

創業は、140余年になります。幕末の新撰組の頃に屋号の「おくまや」にてスタート。
初代が和歌山県から鯨を追いかけて、千葉県へ来た船大工がスタートになります。
先祖である「おくまばあさん」の名前が屋号の「おくまや」です。

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歴史がある鈴木工務店、木材に囲まれて育ったのですか?

昔の家づくりでは丸太の製材から行なっていたので、自宅の工場には常に丸太と製材品が有り、子供の頃から材木に慣れ親しんでおりました。
子供の頃の記憶と言えば、製材で出てくるおがくずでカブトムシを飼った事をよく憶えています。
家業については祖母の影響が大きく、長男が家業を引っ張っていくのが当たり前と思い現在に至っております。
兄弟で家業を継ぐつもりで、私は建築土木の大学へ進学。
次男の常務は、先に鈴木工務店で仕事をやっていました。スポーツ万能の次男は水球で大学まで行き、その後建築の専門学校で家づくりの基本を学んで、鈴木工務店へ。

社長は元学者さんだと伺いましたが

私は大学院で土木史を学びました。
川の流れ、水の流れ、河川のインフラの歴史を学び、土木のコンサルタント会社で5年勤めました。
全国の水の旨い地域は、全部知っていますよ。
水は流れているからこそ綺麗でうまい。日本は島国なので川が短く急で、降った水の多くはあっという間に川を通って海に流れます。
その流れが水質には大切で、山間の流れの急な所の米は旨いですね。
嫁は山形出身、山形も米がすごく美味しいです。

630 DSC_0413.jpg※重要な打合せは社員全員で行います

イノスグループに入会したきっかけは?

イノスに入ったのは、イノス発足当時の25年前、たしか私が学生の頃だったと思います。
木造を極める為に、木造住宅なら住友林業にお世話になろうと。
元々ここ鋸南町は海風が強く、塩害が発生しやすい地域です。
家もその点を考慮して作らないと、すぐに塩にやられてしまいます。
木は錆びませんが、金属を全く使わない家はありませんから、常にそのリスクがあるのです。
そのノウハウは長年の経験から十分に持っていましたが、軸組み構法自体は何年やっても奥が深くてなかなか極められませんでした。
そこで、弊社の地域の家づくりのノウハウに住友林業からの軸組み構法のノウハウをプラスすれば、この地域で最高の家が出来ると確信し、イノスグループに入会しました。

千葉の特殊な気候風土に慣れ親しんだ「老舗工務店の知恵」が、家づくりに生かされている

まさに「温故知新の家づくり」

そこへ「イノスの先進の技術」が結びつくのですね

木造軸組み構法の「イノス」からは、家造りのノウハウをたくさん教わりました。
昔のイノスは、安心、安全でしたが、その謳い文句のとおり、許容応力度による「構造計算」はまさに画期的。
営業用CAD「家工房」も、素人でも扱える使いやすいCADで、ソフトもハードも含めて売り方の武器も出来ました。
弊社は創業から千葉で通算、2000軒以上の家を建てました。
内、イノスの家は入会してからですので200軒ほどです。

イノスの家の良い点を教えてもらえますか

ハード面、やはり『構造』ですよね。
東日本大震災の時は、構造がしっかりしているので安心でした。
昔は、在来工法の強さは証明出来ないのが当たり前でしたが、イノスはデータを出してくれます。
それを素人にもわかりやすくしたのが「構造カルテ」。
目に見える強さ、お客様も安心ですよね。
作り手の我々も、構造計算する事により住まい造りに対する自信ができ、自信を持って住宅を引き渡す事が出来ます。我々の気持ちがぶれないのが良いと思います。
今後も「イノスの家」を、自信を持ってお客様にお勧め出来ます。

630 DSC_0315.jpg※毎年恒例の大型イベントの様子

毎年、賑やかに大型イベントをやっていらっしゃいますよね

地域イベントとして年に1回、「おくまやフレンズ」という感謝祭をやっております。
目的は、地域の皆様と職人との交流で、今年で11回目になります。
毎年200人以上集まるのですよ。
このイベントで、「おくまや」、「鈴木工務店」の名前を知ってもらうのも目的の一つです。

9:30~16:00のイベントですが、フリーマーケット、工作教室、焼きそばの屋台等々、様々な趣向を凝らしています。
恒例の抽選会等を行った後には、最後に餅投げをします。
今時、餅投げは少ないですよね。
子供から御年寄りまで、参加者皆さん大喜びで餅を拾って頂いています。
実は、袋に入った餅の裏にクジが付いていまして、一番の当たりは凄いですよ。
(景品は内緒。参加してのお楽しみです)。

このようなイベントですが、一番の目的は、現場の人間が一般ユーザーと接して話す機会を持つことです。
イベントだと双方が声を掛けやすく、地域の方々と顔なじみになる職人さんも多くいます。
職人さんは一般ユーザーと触れる事により、家づくりのモチベーションが上がります。
最近流行りの、「顔の見える」家づくりですよね。
イベントは、社員は職人もいれて13名、取引先も入れて50人位のスタッフで運営します。
職方さん、下職さん同士や取引先との仲間意識も生まれていいですよ。

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これから家造りを検討している方へ、アドバイスをお願いします

ご家族皆様で充分に打合せをして下さい。
一生に一度の家づくり。
住んでから丁寧に使って欲しいです。
こだわりを詰め込んだ家、自由設計の家造り。
家づくりは非常にエネルギーを使います。
きちんと話し合って造る家は、パワーを使うので大変ですよね。

そこで我々のような工務店との話し合いが、ガス抜き役になって、よい生活環境を整えることが良いと思います。
遠慮せずにいろいろな事を言ってください。
どんなお話でも受け止めます。
そうやって一生懸命もめてよく話し合った時ほど、満足度の高い家が出来ると思います。

あとはこの土地に住まわれて、この地域になじんで欲しいですね。
とても素晴らしい場所なので。

イノスグループへ一言、言わせてください。
「イノスの家」の一番の良さは、住友林業の厳しい現場チェック。
これからも絶対継続してください。
そしてイノスに対しては、チェック機関だけにならず、私たちと共に歩いて欲しい。
新しい家づくり、時代の流れや住宅の施策の中で最先端の家を提供して欲しい。
期待していますので、よろしくお願い致します。

インタビューを終えて、イノス担当より

学者肌の矢口社長は話が面白く、楽しいひと時を過ごすことができました。
見識が広く、家づくり以外の話しが多くなりました。
個人的にはもっとお話ししたかったのですが、またの機会に致します。

海風や塩害などのある特殊な気候風土で、先人の知恵を守り、新しい良き物を取り入れる姿勢は共感出来ます。
これからも地域密着で、良きパートナーとして共にがんばりましょう。

取材協力:

おくまや㈱鈴木工務店
http://okumaya.co.jp/

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