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2019.02.04

西日対策で快適な暮らしを!気になるマイホームの西日のこと

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「日当たりの良い家は憧れるけれど、西日が強すぎるのはあまりおすすめしない」、家づくりについて考えていると、そんなコメントを目にすることもあるでしょう。
実際に西日が差し込みすぎると、快適さを損なってしまいます。
そんなときに欠かせないのがマイホームの西日対策。設計段階はもちろんのこと、いろいろな工夫で西日は対策することができるのです。
今回は、快適な暮らしに欠かせないマイホームの西日対策について考えてみましょう。

西日対策をしないとどうなるの?

西日が差し込みすぎると、快適さが失われるとはよく聞きますが、具体的に西日対策をしないとどうなるのでしょうか?

西日が差し込む部屋が暑くなってしまう

西日とは西に傾いた太陽の日差しのこと。
太陽の日差しは沈む前に最も強く感じられるうえ、日没まで家を照らし続けるため日に当たる時間が長く、結果的に気温と室温が上がってしまいます
西側に窓やベランダがある場合、昼過ぎから太陽が沈むまでずっと西日を浴びることになるため、室内の温度はどんどん上昇します。

たっぷりと睡眠をとりリフレッシュしたあとに浴びる朝日とは違い、一日の疲れを感じやすい夕方に強い日差しを浴びると疲労感が増してしまうでしょう。

光熱費が上昇してしまう

西日の影響で室内の気温が上がると冷房の効きが悪くなり、光熱費が上昇してしまいます。
気温の上昇で失った快適さをカバーしようと、過剰に冷房を使用してしまうこともあるでしょう。

また、西側にキッチンを設計した場合、室温が上昇するスペースに冷蔵庫を設置しなければなりません。
冷蔵庫は周囲の気温が高い場所に設置すると放熱が難しくなるため、庫内全体の冷えが悪くなり、結果として電気代が余計にかかってしまいます。

西側のキッチンでは光熱費の問題だけでなく、常温で保存している野菜などにも影響が。
高い室温のなかで保存しなければならないため、食材の傷みが早まってしまいます。

家具が傷んでしまう

日照時間の長い西日が室内に差し込み続けると、強い太陽の日差しが原因で家具が日焼けし傷んでしまいます。
家具だけならまだしも、無垢材を採用したフローリングへのダメージも考えられます。

また、日差しによって日焼けしてしまうのは木製品だけのようなイメージがありますが、カーテンなどの布製品や衣類、プラスチックも日焼けは避けられません。
家族の好みで仕上げた内装や買いそろえたインテリアなども日差しのダメージを受けることで、傷みが早まってしまうのです。

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効果的な西日対策は設計段階で庇の設置を

気に入った土地があるけれど、西日の影響が気になる......。
「ほかの土地を探したほうがいいのだろうか?」と悩んでしまうこともあるでしょう。
西日は自然現象のため避けられませんが、設計段階から対策を考えることで西日の悩みが解消されることもあります。

設計段階でできる西日対策のひとつが、窓の上部に庇(ひさし)を設けること。
窓から日差しが差し込むのを庇がカバーします。
その結果、穏やかな光が室内に差し込み、爽やかな風を取り入れることもできるでしょう。

ただし、西日は低い角度から差し込むもの。
また、季節によって太陽の位置も異なります。
効果的に西日対策ができるよう、庇の長さについては設計段階から確認しておく必要があります。
もちろん、庇の有無によって建築コストに差が出るので、費用についても事前に相談しておきましょう。

設計段階から西日対策を考えた窓を採用する

設計段階から西日対策につながる窓の設置を考えることもできます。

西日対策を想定するなら、西側には通風・採光に必要な最低限の窓だけを設置するのがポイント。
また、室外の庇の対策に加え、Low-e複層ガラスを採用した窓を設置するのも効果的です。
Low-e複層ガラスは特殊金属膜をコーティングした低放射ガラスを使った複層ガラスで、遮熱と断熱の効果が期待できます。
夏場は熱の侵入を抑えるだけでなく、冬場は暖房のぬくもりを逃がしにくくなるため、室内を快適に保つことができます。

ほかにも、エコガラスの内窓を付けて二重窓にしたり、遮光フィルムを貼り付けたりする方法もあります。
設計段階から西日対策について考えることで、快適な住まいづくりに窓の工夫を取り入れることができます。

室外の対策でもできる西日対策

室外でできる西日対策は、設計段階での庇や窓の設置だけとは限りません。
例えば、簾(すだれ)を設置するだけでもカーテンや窓が熱を持つことを防ぐことができます。
簾は風通しもよく、夏場を快適に過ごすためのアイテムのひとつです。

和風のイメージがある簾に対し、和風・洋風問わず利用できるのが日よけシェード。
外付け用のロールスクリーンタイプのものが多く、外観のテイストに合わせて色やデザインが選べるのが特徴です。

また、ベランダや庭で植物を育て、グリーンカーテンを作るのもひとつ方法です。
直接的な日差しを避けられるだけでなく、グリーンカーテンは見た目にも涼しげ。
植物を育てる楽しみも味わえるため、魅力的な西日対策でしょう。

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間取りから考える西日対策

間取りから西日を考える場合、前述の理由のようにキッチンの配置は避けたいところです。
光熱費や食材の傷みはもちろんですが、室温の上昇により快適さが損なわれたキッチン空間で調理するのは、ママの負担にもつながります。

また、西側に日差しを遮る隣家がなく強い西日を直接受けてしまう場合は、できるだけ窓や部屋を少なくし、西側への居住スペースの配置を避けるのも良いのではないでしょうか。

室温が上昇した部屋を居住スペースにしてしまうと、冷房の過剰利用により光熱費が高くついてしまいます。
西日のことを考えるなら、家族が長い時間を過ごす居住空間は、西側への配置を避けることが望ましいといえるでしょう。

西日をうまく採り入れるメリットとは?

快適さを損なうことばかりに焦点が当てられる西日ですが、西日対策をし、うまく西日を採り入れることができればメリットもあります。

西日には人の心を魅了する美しさがあります。
西日の光をうまく室内に採り込むことで、日没までの時間をゆったりと過ごすことができるでしょう。
また、日差しを効果的に採り込めるよう設計された住まいは、冬場の暖房コストを抑えられるメリットもあります。西日であっても太陽の日差しがしっかりと当たる住まいなら、洗濯物が乾きやすくなるのもうれしいですね。

西日対策は西日を遮断してしまうことではありません。
西日という自然の日差しをうまく採り込み、より暮らしやすい住まいづくりをすることこそが、効果的な西日対策なのです。

後悔しない家づくりのために西日対策を

せっかくマイホームを建てるなら、後悔しない家づくりを心がけたいもの。
住み始めてから西日の不快さに悩まされてしまうのは避けたいところです。
さまざまな方法で西日対策はできるものの、できれば設計段階から西日のことを考えた家づくりを進めたいですね。西日をうまく採り入れた住まいづくりができるよう、西日対策について考えてみることをおすすめします。

<参考>

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