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2019.02.18

マイホームにちょっと便利をプラスする「サービスルーム」とは

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家づくりの参考に間取りを調べていると、「4LDK+S」といったように「S」の文字が書かれた間取りを目にしたことはありませんか? 
見慣れないこのSは、サービスルームと呼ばれる部屋を指します。
サービスルームにはいくつか制約があるものの、使い方次第で便利に活用することができるのだとか。
今回は、マイホームにちょっとした便利をプラスする、サービスルームについて見ていきましょう。

そもそもサービスルームって何?

サービスルームとは、日当たりなどの採光が不足し、居室としては認められない部屋のこと。
間取りの表記は「4LDK+S」や「4SLDK」などと記載されます。
居室としては扱われないため、一般の部屋とは異なる特徴を持っています。

普通の居室との違いは?

建築基準法において居室は、窓などの開口部の大きさが床面積の7分の1以上なければならないとされています。
また、換気に必要な開口部が床面積の20分の1以上必要とも定められており、サービスルームはこの2つの条件を満たしていないことから、普通の居室とは区別されています。
広さは関係ありませんが、窓が少ないことからあまり大きな空間をつくるのは難しいでしょう。

日本家屋にある「納戸」も、サービスルームと同じ意味で使われることが。
一般的に、納戸には窓がありませんし、部屋と部屋の間に生まれた空間を新たに部屋として利用するためにつくられます。
納戸には採光がないため、常に過ごす部屋として利用するには不向きです。

ランニングコストで差が出るサービスルームのメリット

サービスルームのメリットは、コスト面にあります。
マンションの場合は一般的に、サービスルームは部屋数にカウントされません。
そのため、お得に購入できるケースがあります。

一方、一戸建ての場合は固定資産税の面でメリットが期待できます。
天井高1.4メートル未満のサービスルームの場合、一定の基準以下の広さであれば一般的に固定資産税の対象になりません。
このメリットを生かしてサービスルームを収納専用の部屋として設けると、固定資産税を抑えながら実用性の高い住まいをつくることができるでしょう。
また、快適さを確保するための居住室とは異なり、収納に利用するだけなら壁紙や床材の質にこだわる必要もないため、建築コストの削減にもつながりますね。

サービスルームのデメリット

前述のとおり、サービスルームは建築基準法上、居室とは認められていません。
設計段階で居室のような設備を設けてしまうと行政指導を受けるケースがあります。
そのため、サービスルームにはテレビや電話回線がなく、エアコン設置専用のコンセントやダクトが設けられません。

行政指導を受けるケースがあるとはいえ、基本的にはサービスルームをどのように使うのかは自由です。
サービスルームにコンセントがない場合でも、隣室からコンセントを引き込むなどして電力を確保したり、除湿器を設置し湿気対策を行ったりして工夫することもできます。
サービスルームの使い方をイメージしながら、設計段階でプランニングの担当者に相談しましょう。

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具体的にはどんな活用方法があるの?

サービスルームは、マイホームにちょっとした便利をプラスする空間です。
使い方によっては、さまざまな用途で利用できますし、工夫次第で使い方の幅が広がります。
サービスルームはどういった使い方ができるのか見てみましょう。

収納空間として活用

サービスルームは前述のとおり、納戸の意味として使われることもあることから、収納に最適な空間です。
生活スペースではないため、収納のことだけを考えたスペースとして活用できます。

また、採光に優れていないという特徴はデメリットだけではありません。
明るい日が差し込む部屋は生活空間としては理想的ですが、収納部屋としての利用はあまりおすすめできません。
その点、太陽の直射日光が差し込むことのないサービスルームは、衣類などの収納にも適しています。
サービスルームを収納スペースとして活用すれば、衣類や収納家具が日焼けして傷むこともないため、安心して収納できます。

趣味の部屋として活用

釣りやキャンプなど、多くの道具を使用する趣味を持っているなら、趣味グッズの保管場所として活用することができるでしょう。
玄関やリビングなど、家族の共用スペースに趣味グッズを保管していると、家族からのクレームを受けかねません。生活空間ではないサービスルームなら、安心して道具を置いておくことができますね。

絵画が好きな人ならアトリエスペースとして活用することもできます。
また、防音を意識して設計したサービスルームなら、楽器の練習ルームに活用することもできるでしょう。
自宅で取り組む趣味だからこそ、趣味に没頭できる部屋として有効活用できます。

夏場以外は寝室として活用

エアコンが使えないため、夏に長時間サービスルームで過ごすのは難しいかもしれません。
しかし、夏場以外の季節なら工夫次第で寝室としても活用できるでしょう。
冬場には寒さの厳しい日もありますが、窓のないサービスルームは外の冷気を受けにくい空間。
そのため、夏場に比べると室温の調整がしやすいのです。
寝具や湯たんぽ、移動式の暖房器具を活用すれば、冷え込みの強い日でも快適な睡眠を取れることでしょう。

子どもたちが成長すると、子ども部屋の数が足りなくなることも。
夫婦の寝室を子どもに使わせるケースもあるでしょう。
そういった際は、サービスルームを夫婦の寝室にするなどし、間取りを有効活用することもできますね。

書庫として活用

読書が好きな人にとって、自分の書庫を持つことは憧れのひとつかもしれません。
サービスルームを書庫として活用すれば、自室の本棚に収納しきれない本をすっきり収納でき、憧れの書庫を持つことができます。
本が日焼けで傷む心配がありませんし、手元を照らす照明を用意すれば、サービスルームで読書にふけることも可能です。

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トレーニング・ダイエットルームとして活用

サービスルームは、トレーニングやダイエットに取り組むスペースとしても活用できます。
エアロバイクなどの大型器具を設置したり、また、ヨガマットを敷いて広々とヨガに取り組んだりと、トレーニングやダイエットに理想的な空間を演出できるでしょう。
専用ルームができることで、家族の目を気にすることなく運動に取り組めるのもうれしいですね。

欧米では家事室としても活用

サービスルームという名前は欧米から伝わってきたもの。
当の欧米では、サービスルームを家事室として活用するケースが多いようです。
家事にもいろいろありますが、ちょっと物を広げて作業したいときもあるでしょう。
そういった作業にはサービスルームが適しています。

リビングには家具などを置いていることもあり、物を広げると家族の生活スペースも狭くなってしまうため、気を使ってしまいます。
そういったときでも、サービスルームなら遠慮することなく作業に集中することができますね。

サービスルームは間取りのアイデアのひとつ

使い方ひとつで便利に活用できるサービスルーム。
通常の居室とは違い、多少の制約があるからこそ、利用目的を絞った使い方ができるのではないでしょうか。
固定資産税の面でもメリットにつながるケースもあるのが魅力的ですね。
ランニングコストを押さえながらマイホームに便利をプラスしてくれるサービスルーム。
間取りのアイデアのひとつに検討してみてはいかがでしょうか。

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