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建物のはなし
2019.05.31

部屋をすっきり見せるなら「ハイドア」を!種類や選び方、注意点を解説

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住まいの建具を見ていると、背の高いドアを目にすることがありませんか? それは、ハイドアと呼ばれるタイプのドアです。
通常のドアよりも高さがあるため、とても印象に残るのではないでしょうか。建具にまできっちりとこだわるなら、ハイドアの特徴も押さえておきたいところです。部屋の印象をすっきりさせる、ハイドアについて見てみましょう。

高さを持ったドア「ハイドア」とは?

ハイドアとは、一般的なドアよりも縦に長いドアのこと。天井までの高さのあるドアを指すこともあります。リビングや洋室に用いられることの多いハイドアは、特別な室内空間を演出できる魅力的な建具です。

室内空間に広がりを演出するハイドアのメリット

ハイドアの最大のメリットは、室内空間に広がりを演出し、開放感をもたらすことができる点にあります。
一般的な高さのドアの場合、室内空間にドアの枠が目立ってしまいます。
しかしハイドアの場合は、枠が目立たずすっきりした印象を与えるため、空間を広く感じることができるのです。

ハイドアが室内空間に広がりをもたらす理由は、視線にもあるようです。一般的な高さのドアの場合、部屋ごとにある下がり壁が目線をさえぎってしまい、閉塞感や圧迫感を感じることがあります。
一方、ハイドアの場合、視線が上に行くことで、室内空間がより広く明るく見えるのです。その結果、洗練された印象を与え、すっきりした室内空間に仕上がります。

開放感を追求するなら「ハイドア+吹き抜け」

ハイドア は、縦を基調としたデザインと相性抜群です。例えば、ハイドアと吹き抜けを組み合わせると、さらに広がりのある空間を演出できます。

吹き抜けには、空間に開放感をもたらし、空間全体につながりをつくる効果があります。またリビング階段と親和性が高く、空間に縦の流れを生み出します。そこにセンスのよいハイドアを加えることで、視線が途切れることなく、縦を基調とした広がりある空間に仕上げることができるでしょう。

「色柄違いのハイドア」で空間に変化を

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通常の高さのドアに比べると、ハイドアには強い存在感があります。廊下と部屋を仕切るという建具の用途にとどまらず、室内空間の印象を左右する重要なアイテムなのです。
廊下やリビング・ダイニング、子ども部屋など、それぞれのハイドアの色柄にバリエーションをつけることで、空間に変化をつけることができます。

例えば、ハイドアにオーク柄を用いると、素朴な風合いがやさしい印象を与えます。ウォルナット柄にして、落ち着きや重厚感を演出するもよし、子ども部屋にはソフトチェリー柄を用いて、やわらかさを強調するのもよいでしょう。また、より強い印象を与えるために、LDKとホールを仕切る引き戸の控え壁に固定ガラスパネルを採用するのも効果的です。それぞれの部屋ごとにハイドアの色柄を変えることで、飽きのこない個性的な住まいづくりができます。

「格子調のハイドア」で和モダンな空間を

ハイドアが持つ洗練された印象は洋室によく合いますが、和モダンなイメージを演出する際にもおすすめです。例えば、リビングに通じるドアに格子調のハイドアを用いることで、空間が凛とした印象に。また、ハイドアの採光部に半透明のガラスを採用すれば、光が生み出す表情やリズムを楽しむこともできます。

反りが最大の欠点!?ハイドアのデメリットとは?

木製のドアにつきものの「反り」。ドアには、廊下と部屋の間に生じる温度差やバスルームからの湿気の影響を受けることで、反りを起こしやすいという懸念があります。ドアに反りが起こると、開閉がしにくくなり動きが悪くなるため、住人がストレスを感じやすくなるかもしれません。

長ければ長いほど、ゆがみやたわみが大きくなりやすいとされる木製品。ハイドアは一般的なドアよりも背が高いため、反りやすいともいわれています。そのため、ハイドアの商品を販売している建具メーカーは、ドアを反りにくくするためにさまざまな工夫をしています。ハイドアを選ぶ際は、どういった反り対策の工夫がされた商品なのかをチェックするようにしましょう。

音漏れの心配が...

通常のドアの仕様は、ドアと壁の間に枠が設けられています。一方、ハイドアには枠がないため上下にすき間ができてしまいます。わずかなすき間ではあるものの、音漏れが生じてしまう可能性があるのです。また、音だけでなく風も通してしまうため、冷気が侵入し冷えにつながる可能性もあります。

見た目の格好良さだけを求めるのではなく、家族全員が暮らしやすい家にすることが、家づくりでは重要です。ハイドアを効果的に取り入られるかどうかは、慎重に考えておきたいところですね。

ハイドアの種類

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ハイドアの種類には、通常のドアよりも高さのあるタイプと、天井まで高さのあるタイプがあります。天井まで高さがあるタイプのほうが、室内空間がすっきりと感じられるでしょう。ただし、高さがある分、コストが高くついてしまうこともあります。

また、高さだけでなく、引き戸や片開きなどドアのタイプや、前述のとおり色柄や材質も好みのものを選択可能です。ドアのタイプや材質によってコストは変動します。

ハイドアは室内の印象づくりに活躍する魅力的な建具ですが、一般的に通常のドアよりもコストが高くついてしまうようです。希望の建具メーカーのカタログをチェックし、マイホームに最適なタイプのハイドアを比較・検討してみましょう。

ハイドアの選び方の注意点とは?

ハイドアを選ぶ際は、品質を重視する必要があります。ドアの内部に防湿シートを貼り、湿気対策をしているハイドアもあります。ただし、湿気には強いもののあくまで木製品。一度反ってしまうと元に戻りにくくなってしまいます。反りを防ぐために、スチールパイプをドアの内部に入れ、反りや変形への剛性(ごうせい)を保つタイプのハイドアもあります。永く住むためのマイホームが、ハイドアが原因で快適さを損なわれないよう、品質を重視して選びましょう。

また、ハイドアを採用する場合、どういった効果を室内空間に加えるのかをイメージし、室内全体のバランスを考える必要があります。ただ縦の流ればかりを意識した空間づくりをしてしまうと、縦方向の目線ばかりが気になり、結果的に目が疲れてしまうこともあります。視線の移動が少ないほうが落ち着くという人もいますので、ハイドアを採用する目的を考えたうえで選びたいですね。

くつろぎを感じさせる空間づくりにハイドアを

リビングや洋室のドアをハイドアにすることで、室内空間の印象は大きく変わります。たとえ広々とした面積を確保できなかったとしても、ハイドアの存在が広がりを演出してくれるため、くつろぎを感じる空間に仕上げることができます。反りなどの欠点はあるものの、品質を重視して選べば、デメリットを感じさせない魅力を室内に与えられるでしょう。ハイドアをしつらえた住宅展示場やオープンハウスもあるので、実際にその魅力を体感してみてはいかがでしょうか。


参考:

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