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S様邸

暮らしやすさと"らしさ"にこだわった  家族との時間を大切にできる家

  • 静岡県
構造
木造軸組
階数
2階建
延床面積
120.89㎡
家族構成
ご主人 奥様 お子様2人(取材時 6年生、4年生)
施工会社
中村土建株式会社

叶えたかったのは、家族みんなの笑顔が弾ける住まい。

外壁に使ったブルーのガルバニウム合板が、

多彩な表情を見せるS様邸。

緑豊かな住宅街とも美しく調和します。

スムーズな動線や収納計画へのこだわりが、

暮らしやすく、開放感とS様らしさにあふれた住まいを実現しました。

今回は、奥様とご主人に家づくりの思いについて伺いました。

漠然と考えていた家づくり
郵便受けに入ったチラシがイノスの家との出会いに

以前は2LDKのメゾネットタイプのアパートに住んでいたS様。「いつかは家を」という思いはあったものの、最初の一歩をなかなか踏み出せずにいました。

「展示場に行ってもピンと来るものがなくて。アパートでの生活に不自由を感じていなかったので、話も具体的にならず、時間だけがズルズルと。逆に積極的に営業されると申し訳なく感じてしまい、家づくりはもう無理かと(笑)」

半ばあきらめていた頃、アパートの郵便受けにモデルハウス開催のチラシが入りました。会場が近かったので出かけたことが、S様と中村土建株式会社、イノスの家との出会いに。

「モデルハウスに行くまでは、『リビングを広くしたい』くらいで、木造住宅へのこだわりもなく、イノスの家のことをまったく知りませんでした。実際に見学して、木の家の穏やかな雰囲気、お洒落なカラードアや洗面台のタイルが気に入り、一戸建てで暮らすイメージが湧いてきました。」

「そのときに説明を受け、イノスの家に使われている構造材のPFウッドが、厳格な基準をクリアした、強く、年月が経っても狂いがほとんど出ない木であることを知り驚きました。そのほかにも施工の確かさ、充実した保証制度など、家族がずっと安心して住み続けられる家だなと。でも、イノスグループの家。地元の工務店で建てる家でも価格的に手が届かないと思いましたが、大手ハウスメーカーほどではなかったので胸を撫で下ろしました。」

漠然とした気持ちで訪れたモデルハウスをきっかけに、家づくりに前向きになっていったS様。

「イノスの家自体の魅力はもちろんですが、のんびりとした私たちのペースに中村土建さんが寄り添ってくれたことも決め手になりましたね。」

※イノスグループは、住友林業とパートナーシップを結んだ全国に広がる家づくりネットワークです。

イノス品質が実現した、大きな窓の開放的なリビング
天井からはハンモックがゆったりと

S様が家づくりで最もこだわったのが、家族の集える広々としたリビングでした。

「独自の構造計算によりつくられるイノスの家。安心して壁や柱のないリビングにすることができました。窓は通常の掃き出し窓の1.5倍あり、光をたくさん取り込めます。」

リビングの天井からはハンモックが。

昔、奥様のご実家にもあり、姉妹で取り合ったり、遊んだりしていたのだとか。

「打ち合わせのとき、子どもの頃のハンモックの思い出を話したら、中村土建さんから『新しい住まいにもつくりましょう!』という提案が。天井を現し(あらわし)の梁にして、ハンモック用の金具を取り付けました。梁を見せる分、天井が高くなったので、より伸びやかな空間に。木の温もりも感じられます。娘たちがハンモックに揺られながら本を読んでいる姿を見ると癒されます。」

また、壁の一面に優しいブルーのアクセントクロスを貼り、扉もステンドガラスのついたブルーのものを選びました。

「どの色にしようか、サンプルを見ていくつか候補をあげるのですが、全部ブルー系で(笑)。外壁のガルバニウム合板もブルーを選んだので、これがわが家のテーマカラーかなと。」

天井をリズミカルに刻む現しの梁とS様らしい色使い、家族をおおらかに包み込むハンモックが、笑顔の絶えない居心地のいい空間をつくっています。

動線や収納をとことん探求
スムーズに動けて、ゆとりを持って暮らせる家に

家事や家族の動線、収納について考え抜かれたと言うS様。

多彩に盛り込まれたアイデアが、日々のゆとりを紡いでいます。

「効率的に家事ができるよう、キッチン、カゾクロ※、洗面脱衣室、浴室を一直線上にレイアウト。回遊性を持たせました。何も気にすることなく、直線で動けるのがラクですね。私も外で仕事をしているので、毎朝バタバタと忙しいのですが、曲がらなくて済む。これだけでもエネルギー消費をかなり抑えられる気がします。」※家族で使える多目的クロゼット

キッチンの隣にある「カゾクロ」には、頻繁に着る衣類や日用品とともに、お子様のランドセルを置くスペースをつくりました。

「ここは学校から帰ってきた子どもたちが、真っ先に荷物を置きにくる場所。キッチンで料理をしていても、顔を見ながら今日の出来事を自然と話せます。学校の支度もここ一カ所でオーケー。上着や学習道具を置く場所を決めておくと、リビングをいつでもスッキリしておけます。」

リビングの壁には、お子様の学習スペースになるカウンターも。

「学習道具を収納しているカゾクロとも近いので、すぐに宿題を始められます。キッチンでその様子を見守れるので安心ですね。いずれは自分たちの部屋で勉強するようになると思いますが、そのときはパソコンを置くスペースにできるかなと。」

また、家族が行き来するキッチン横の壁をマグネットクロスの掲示板に。予定表やお知らせ、お子様が描いたかわいらしい絵を磁石で留めています。みんなで確認できる便利さもちろん、紙類の散らかりも防いでいます。

奥様仕様の準備スペースが
洗濯物を「干す」「仕舞う」の負担を軽く

晴れた日は2階のベランダで外干し派の奥様。

家族4人分の洗濯を毎日快適にできるよう、準備スペースを工夫されました。

「洗濯物を室内であらかじめ洗濯ハンガーにセットしてからベランダで干したかったので、階段を上がったホールの天井に昇降式の室内物干しを2本設置。干す準備のできるスペースをつくりました。また、ハンガーに掛けたシャツ類は取り込んだ後、そのままクローゼットへ。次の洗濯でハンガーを使えるよう、着るときに準備スペースの棚に戻すようにしています。物の移動を少なくできて、使い勝手がいいですね。」

「冬は厚手のものが多く、雨の日は間隔をあけて干さないと乾きません。準備スペースは室内干しにも十分。家族4人分の洗濯量は多いので、洗面脱衣室と浴室にも洗濯物を干せるようにしました。人目につかないバックスペースに干す場所をたくさんつくったことは正解でした。」

ゲスト用と家族用の玄関を分け
いつでもスッキリとした印象に

S様邸では、通常の玄関とは別に、シューズクロークを通り抜けて室内に上がれる家族用の玄関を設置しました。

「靴や傘、アウター、遊び道具をたくさん収納できて、何がどこにあるか一目でわかるシューズクロークは当初からの希望でした。家族はここからウォークスルーで上がれるので、靴が玄関にあふれることがありません。お客様が来たとき、シューズクロークのスライドドアをサッと閉めれば、玄関をいつでもきれいに見せられるので助かっています。」

そして、コロナ禍での家づくりだからこそのアイデアも。

家族用の玄関を上がったところに洗面台を設けました。

「靴を脱いだら、どこにも触れずに、手を洗ってから家の中へ。手洗いの習慣も身に付きます。独立した洗面台は、お客様が来たとき、洗面室の洗面台よりも気兼ねなく使っていただけるのもいいですね。」

迷えば迷うほど理想の家に
大事なのは、伝えたいことを全部伝えること

実際に住んでみてのご感想、家づくりを通して感じたことなどを伺いしました。

「カゾクロやシューズクロークは特に時間をかけて打ち合わせをしたので、想像以上に使いやすいものになりました。動線上に置く場所を決めると、子どもたちが自発的にできるようになると思います。」

「以前の家では冬になると厚着で過ごしていましたが、イノスの家は暖かいと感じています。南向きの窓からたっぷり日が入ると、2階は暑いくらい。断熱性能とイノスの換気システムのおかげで、夕方くらいまで温もりが残ります。暖房費も抑えられていますね。」

「家づくりは何を選ぶのも一生もの。期日が迫ってもポンと決められません。中村土建さんが『物理的にできないこと以外、ギリギリまで考えて納得できる形にしましょう』というお考えだったので、心強かったです。でも、建て始めてからも迷いに迷って変更箇所が出てきてしまいました。

最初はリビングにテーブルを置いて食事をする予定でしたが、やっぱりダイニングテーブルを置こうと。現場に集まって、キャンプ用テーブルをダイニングテーブルに見立て緊急会議。変更すると照明の位置も変わります。配線工事がすでに始まっていましたが、『すみません、お願いします!! 』と。伝えないと後悔します。何でも言える関係性だったので、すべてが思い通りの家になりました。」