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人気の無垢フローリング。キレイに保つためのお手入れ方法は?

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春の美しい質感やナチュラルな印象から人気が高まっている無垢フローリングですが、合板フローリングよりも汚れが目立ちやすいため、定期的なお手入れが必要です。そんな無垢フローリングのお手入れ方法をご紹介します。

まずは「塗装」を確認!

無垢フローリングには、大きく分けて「自然系(植物性オイルで塗装)」「ウレタン系(プラスチック塗料で塗装)」「無塗装」の3種類の塗装(仕上げ)があります。それぞれ適したお手入れ方法が違うため、まずは「塗装」の種類を確認しておきましょう。

普段のお手入れ方法

普段の掃除は掃除機やフローリングワイパー、乾いた雑巾でから拭きで行います。

ただし、「無塗装」ならフローリングワイパーや化学モップは使わないようにしましょう。ほこりの吸着用に添加されている「着じん剤」が付着するためです。また、フローリングワイパーのウェットシートに含まれるアルコールや薬剤は、「無塗装」や「自然系」の無垢フローリングを傷めます。「ウレタン系」以外の塗装には使わないようにしましょう。

汚れが目立つときのメンテナンスや定期的なワックスがけは、塗装の種類によって方法が変わります。

「自然系」や「無塗装」のメンテナンス

美しい風合いを保つため、3週間~1カ月に1回は拭き掃除をしましょう。基本的にはから拭きで、汚れが目立つ部分は固く絞った雑巾で拭いてから、すぐにから拭きして水分を取り除きます。

それでも落ちない汚れは自然系(植物性)のクリーナーを使うか、紙やすりで削ってから、自然系のオイルを塗って保護します。

ワックスがけは12年に1回。自然系のワックスがおすすめです。汚れ落としとワックスがけが一度でできる製品もあります。

「ウレタン系」のメンテナンス

拭き掃除はフローリングワイパー(ドライ/ウェット両方)でOK。汚れが目立つ部分は固く絞った雑巾で拭き取ります。薄めた中性洗剤も使えますが、洗剤や水分はすぐに拭き取りましょう。紙やすりは塗膜が傷つくためNGです。

ワックスがけは12年に1回。ウレタン塗装用のワックスを、汚れを取り除いてから塗ります。

無垢フローリングの大敵は水分!

どんな塗装の無垢フローリングも、水分は大敵です。飲み物をこぼしたという場合も、すぐに拭き取りましょう。また、無垢フローリング用の水性クリーナーが各社から出ていますが、推奨していない建材メーカーもあります。使う場合は、注意書きをよく読んでから使いましょう。