家づくりはじめましてさん

家づくりを考え始めたけれど、「何から始めていいか分からない」 そんなあなたへ。
資金相談のこと、土地探しのこと、工務店?ハウスメーカー?どっちにしよう。
そんな「家づくりはじめまして」さんに寄り添いながら、お悩みを解決していきます。

自分にとっての適正価格とは?
「いくらぐらいなら返せるか」を考えましょう

「マイホームが欲しいと思っても、何千万円という大きな買い物にはためらってしまう...」
そんな方も多いでしょう。住宅の購入を検討し始めた段階で、借入可能額を知っておきたいところです。
住宅ローンの借入の際に重要なのは、「いくらなら無理なく返せるか」を考えることです。
返済困難に陥らないためにも、具体的な毎月の返済額や諸費用をイメージしておくのが理想的だといえます。

毎月の返済額から借入可能金額を計算

住宅ローンが現在の収入で返済できる範囲、できれば「現在の家賃」に近ければ無理のない計画といえるでしょう。いくつかの毎月の返済金額から借入可能額をシミュレーションしてみました。
(参考:住宅金融支援機構ローンシミュレーション)
※借入期間35年、全期間固定金利、元利均等返済ボーナス返済無しとする

毎月返済金額 借入可能額
7万円 約2,290万円
8万円 約2,620万円
9万円 約2,940万円
10万円 約3,270万円

※金利1.5%の場合

このほか毎年の固定資産税が発生しますので、それを含めて返済イメージを持ってみてください。
返済期間が短くなりそうな場合や、少し負担が大きいかな、という場合は頭金を多めに用意するか、購入価格を見直すなどするといいでしょう。
また、保障の手厚い団体信用生命保険に加入しておくと安心です。

失敗しない土地探し
チェックポイント

土地さがしは家づくりの第一歩です。
まずは、どのような家をつくりたいのか、どのような場所を選ぶのか、予算は…
家族でじっくりと話し合い、新しい家とこれからのライフスタイルのイメージを描くことが大切です。
そのイメージを基に土地情報を収集・選択、そしてより多くの土地を見て回れば、
きっとご家族の心にふれる土地とめぐり逢えるでしょう。

①最寄り駅から、徒歩かバスで移動してみる
土地を見に行くときは、必ず最寄り駅で下車し、そこから徒歩または指定のバスを利用してみましょう。実際のルートをたどることで、町の雰囲気や周辺の施設が分かります。
②分かったつもりでも、何度も行ってみる
土地の大きさや形、近隣の建物の様子、日照や通風など自然環境、買い物の便や公共施設までの距離などの確認しておきたい項目は多数あります。一度の見学では見落としてしまうこともあるので、できるだけ何度も行って確認することが必要です。
③昼間だけでなく、夜の様子も見ておく
土地や周囲の様子は、昼間だけでなく、夜も見ておきましょう。昼間とは違った表情を確認しておくとよいでしょう。
④平日と休日、両方の雰囲気を確認する
土曜日、日曜日だけではなく、できるだけ平日も土地を見に行くようにしましょう。平日と休日では街の雰囲気や交通量が大きく異なる場合があります。
⑤できるだけ複数の目でみてみる
一人の関心は、偏りがちで見落としもでてきます。できるだけご家族皆さんそれぞれの立場で見ることが、土地の性格を様々な角度からとらえることにつながります。
⑥空き地や駐車場には近い将来大きな建物が建つかもしれない
土地のそばに空き地や駐車場があったら、何が建築されるのか、確認しておきましょう。周辺環境の変化を事前に察知することも、土地探しのポイントです。

ハウスメーカーと工務店の違い

そもそもハウスメーカーと工務店って
何が違うのでしょうか?
この項目を参考にそれぞれの良さを知り、
あなたにあった会社を選んでいただければと思います。

比較項目 ハウスメーカー 工務店 イノス加盟店
事業規模 全国規模 地域密着 地域密着
設計 ある程度の制約 自由設計 自由設計
施工 マニュアル化で品質の均一化 会社によって品質が違う イノスの「技術マニュアル」で品質を均一化
工期(延床35坪) 平均3~3.5ヶ月 平均4~4.5ヶ月 平均4~4.5ヶ月
アフターメンテナンス 定期点検、対応力が高い 会社によって対応が違う 定期点検
(住友林業ホームテックによる)
メリット 安心感 自分の好みで選べる 自分のこだわりを入れることができる
価格 高価格 低価格~高価格まで幅広い 中価格〜高価格