- 構造
- 木造軸組
- 階数
- 2階建
- 延床面積
- 33.56坪
- 家族構成
- ご主人 奥様 お子様1人(取材時2歳)
- 施工会社
- 有限会社 高下組
K様邸
この家で、暮らしも子育ても趣味も思い通りに
- 鳥取県
鮮やかに発色する
ブルーの塗り壁と白の玄関ドアが印象的。
K様邸はインテリアにも統一感を持たせ、
スタイリッシュでありながら、
穏やかなくつろぎに満ちた住まいを叶えました。
暮らしやすさへのこだわりや、
家族が自由に充実した日々を過ごすための空間づくりについて、
奥様とご主人にお話を伺いました。
デザインへのこだわりをそのままに
イノスの家で求める品質を実現
お子様が誕生したことを機に、広島から故郷の米子へ戻ってきたK様夫妻。奥様の実家で暮らしていましたが、この先、お二人目ができた時のことも考えて家を建てることに。ハウジングセンターで長寿命な家、高品質な家を探していましたが、高下組、イノスの家を知るきっかけはSNSだったのだとか。
「何かないかなと探していたら、お洒落な家を発見。それが高下組さんでした。アール壁や木の優しさに溢れた個性的なデザインの家だなと。テイストもかっこいい家からかわいい家まで幅広く、私たちも希望通りの家を建てられそうだと直感しました。」
「最初は高下組さんのデザインに惹かれ、イノスの家を知り、品質については正直、後から理解していったという感じでした。」
デザイン先行で建てる会社を探していたお二人ですが、イノスの家を知るにつれ、品質へのこだわりを深めていきました。
「建てるなら、ずっと長く安心して住める家にしたいなと。構造材にPFウッドを使い、しっかりとした構造計算をもとに建てられるイノスの家は強さがあるので、将来的な心配をしなくていいなと。地域に根付いた工務店なら、小回りや融通も利くと思いました。」
「建設途中でイノスグループの方が現場を訪れ、構造などをチェックするという話を聞きました。いろいろな人の目線が入るから、きちんとした家を建ててもらえるという安心感を持ちましたね。」
自然素材で個性を演出
コンセプトは「カリフォルニアスタイル」
ご主人の実家近くに土地を購入したK様。「青が好き」というご主人の思いから、「カリフォルニアスタイル」をコンセプトに家づくりが始まりました。
「外壁の塗り壁は鮮やかなブルーとシックなネイビーブルーを提案されました。最初はネイビーを選んでいましたが、振り切ってしまおうと鮮やかな方に。見た目よくある家にはしたくなかったので、100点満点ですね。」
「高下組の設計の方に『カリフォルニアスタイルの家はいかがですか?』と。それが青や水色を使ったアメリカ西海岸のリゾートを感じさせるコーディネートだと知り、釣りが趣味で海が大好きな主人にピッタリだなと。でも、こんなイメージの家になるなんて、建てる前はまったく想像していませんでした。」と奥様。
室内は白の漆喰の塗り壁とダーク系に塗装された木材で、質感と落ち着きのある空間に。
ブルーのアクセントカラーで統一感を出しました。
「テレビを掛けた壁、扉のステンドグラスなど、いろいろなトーンのブルーを散りばめました。特に時間をかけて選んだのがタイルです。キッチンには大判の六角形のタイルをグラデーションになるよう配置。作業台にはくすみブルーを、洗面台には淡いブルーのタイルを貼りました。ダーク系の無垢のフローリングと相まって、かっこよさとかわいさのあるスタイルができたかなと。」
プランで重視したのは
毎日をラクに笑顔で暮らせるための工夫
スムーズな家事動線に使い勝手のいい収納。K様の希望は、日々快適を実感できるブランでした。
「4畳のファミリークロークと洗面脱衣室をL字にレイアウトして、回遊できるように。朝の身支度や帰宅後、クロークで上着を脱いて手を洗う動作がスムーズ。洗面脱衣室で乾かした洗濯物は、ハンガーのままクロークへ。行ったり来たりが少ないのは助かります。」
キッチンの隣に主寝室を設置。これは授乳時の経験も踏まえてのプランなのだとか。
「起きて寝室を出たらすぐにお湯を沸かせる。このキッチンの近さが便利です。授乳の頃は実家暮らしで、寝室が2階にあったので、夜中のミルクづくりが本当に辛くて。この家なら2人目はラクできそう。『寝室は1階に』と声を大にしてお勧めしたいですね(笑)。まだ先のことですが、高齢になった時のことを考えても正解だったかなと。」
生活感が出やすいテレビまわりには、遊びに来たご友人が納得のアイデアも。
「テレビを掛けた壁の裏側がリビング階段で、その階段下をDVDや配線を隠すスペースにしました。また扉を壁のアクセントになるようにデザイン。このアイデア、友人からも『なるほど!! 』と褒められるポイントです。」
キッチンを壁付きにすることで
より開放的になったLDK
対面キッチンが人気を集めるなか、K様邸は壁付きのキッチンを選ばれました。
「見学で伺ったお宅が庭を眺めながらお料理ができる壁付のキッチンでした。明るくて素敵だなと。うちは庭向きではありませんが、大きな窓からその日の天気や外の様子を感じられるのが楽しくて。造作キッチンにしましたが、デザインはもちろん自分たちが使いやすいように決められるのがいいですね。ゴミ箱をシンク下に収めるための配置をアドバイスしていただきましたが、二人でキッチンに立っても動線がスムーズです。」
大理石の天板の作業カウンターをアイランドに。お料理の時だけでなく、コーヒー片手に立ち話をするにもちょうどいいスペースなのだとか。
「作業カウンターはフラットでキッチンほど高さがないので、空間が広く感じられます。この家に暮らしはじめてから、このカウンターでパンづくりを始めました。主人が釣ってきた魚をさばくのにも大活躍しています。」
好きなことをとことん追求
体を鍛えるジムを家の中に実現
K様邸で最も際立つ特徴が、ご主人のジム部屋。
「ずっとジム通いをしていましたが、時間もかかるし、家を建てるならジムの器具が置けるスペースが欲しいなと。」とご主人。
奥様は「最初は控えめ目に3畳くらいでと言っていましたが、どんどん広くなって8畳に(笑)。以前は子どもを寝かしつけた後、夜の8時過ぎに出かけていましたが、いまは家で。家族との時間が増えたので良かったですね。子どもがパパとたくさん遊べます。」
またアウトドアで使う道具をスッキリ収納できるよう、カスタマイズできるシューズクロークに。
「釣り道具を壁に掛けて収納できるよう、シューズクロークにOSB合板を貼りました。広さは1畳半とコンパクトですが好きな位置に棚やフックをつけてカスタマイズできるのので、ここ1箇所で道具の手入れも出かける準備も完結。ウエスタンドアはカリフォルニアスタイルのイメージですが、両手が塞がっていても開けられるので便利です。」
楽しいことが次々と
この家に感じる家族の新しい可能性
南に面したLDKの吹き抜けの大きな窓から穏やかな陽光が差し込むK様邸。最後に家づくりを通しての感想、実際に住んでみてのご感想を伺いしました。
「いろいろと自分たちで選べるからこそ、家づくりは本当に楽しかったです。丁寧にヒアリングをしていただき、いまの私たちの思いだけでなく、将来の暮らしまでを考えたプランをご提案していただけたので、デザインや細かいところにしっかりこだわる心の余裕が持てました。」
「無垢のフローリングや珪藻土といった自然素材を取り入れたので、とても快適な空間に。引き渡しは寒い時期でしたが、足の裏に無垢材に温もりを感じました。また珪藻土は消臭効果があるので、鉄板焼きをしても壁にニオイがつきにくのがいいですね。」
「吹き抜けを通して、いつか2階で兄弟げんかをする声が聞こえてくるのかな、息子が主人と一緒にジムで体を鍛えるのかなと、家族の将来を考えるとワクワクしますね。この家には楽しいことがたくさん待っているような気がします。」
「金額だけでは正しいものを評価できない。誰に任せするかが大事。高下組さんと出会い、イノスの家を建てられて良かったと思います。」