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2019.08.01

新築の家で猫と暮らしたい!快適な環境をつくるためのポイントは?

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家を新築して愛猫と一緒に暮らす......。猫とくつろげるすてきなリビングにおしゃれなキャットタワーを置いて、窓際で一緒に日なたぼっこをして、など夢が広がりますよね。猫と楽しく暮らすには、注意すべきことがいろいろあります。
今回は、新築の戸建て住宅で猫と快適に暮らすための環境づくりのポイントをご紹介します。

猫の習性を理解する

猫と快適に暮らすためには、猫の習性をよく理解することが大切です。すでに愛猫と長い年月を共にしていて猫の習性を熟知している場合も、家を新築する際には、改めて次のような習性を確認しておきましょう。

  • 爪を研ぎたがる
  • きれい好き
  • 高い所に登りたがる
  • 狭い所に入りたがる
  • 日なたぼっこが好き
  • 寒さに弱い
  • 高温多湿は苦手


以上の習性すべてに対応するのは難しいですが、できる限り配慮した家をつくってあげたいですね。
また、愛猫の習性とはいえ、新築のきれいな家に傷をつけられるのは避けたいものです。「爪を研ぎたがる」という習性には、必ず対策を考えておきましょう。

猫と暮らすなら、壁と床はここに注意!

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猫と暮らす家をつくる際には、猫の習性に応じていろいろと検討すべき事柄があります。まず気をつけたいのが、壁や床です。
次のような点に注意しましょう。

先ほど触れたとおり、猫は爪を研ぎたがる生き物です。外で生きる猫は木などで爪を研ぎますが、家の中で暮らす猫は壁で爪を研ごうとします。気づけば美しい壁がボロボロになっていたなどといった事態にならないよう、あらかじめ対策を立てておく必要があります。
例えば、次のような方法が考えられるでしょう。

  • 引っかき傷のつきにくいペット用の壁紙を使う
  • 貼り替えのしやすい壁紙を使う
  • 傷・汚れ防止シートを貼っておく
  • 爪研ぎ専用グッズを用意する

市販の爪研ぎグッズのなかには、研ぎクズが散らかりにくいものや、猫がリラックスできるベッド型のものなど、工夫をこらしたものが多く出ています。お気に入りを見つけて、複数の場所に置いておくとよいでしょう。

ただし、爪研ぎグッズを取り入れても、壁での爪研ぎを完全に防げるわけではありません。前述のペット用の壁紙などとの併用をおすすめします。

床材選びも、猫と快適に暮らすための環境づくりには大切な作業です。「猫が滑ったり、爪を引っかけたりしないか」「掃除がしやすいか」「気温が変化しても猫が快適に過ごせるか」といった視点がポイントになります。

一般の住宅でよく使われるフローリングには「猫が滑って転んだり、爪で傷つけたりしてしまう」「冬は冷える」などのデメリットが、カーペットには「爪が引っかかる」「猫の毛が入り込み、掃除が大変」などのデメリットがあります。

フローリングやカーペットに特にこだわらないなら、滑りにくく爪で傷がつきにくいクッションフロアや、同じく滑りにくく、かつ湿度の調整に優れたコルクタイルなどの床材を検討するのもいいでしょう。

あるいは、猫専用の部屋や猫がよく行く場所など、床の一部に「タイルカーペット」を敷くといった対処の仕方もあります。タイルカーペットとは50cm×50cm程度の大きさで、タイルのように並べて使うカーペットです。交換がしやすいため、冬は暖かい素材に、夏は涼しい素材にするなど、環境の変化に合わせて調整してあげることも可能です。

こんな点にも配慮しよう!

猫と過ごす家を建てる際には、壁や床以外にも気をつけるべき点がたくさんあります。部屋や場所別の注意点、アイテム別の注意点に分けてご紹介します。

部屋、場所別の注意点

  • 玄関
    玄関では脱走を防止することが重要です。一戸建てなら道路に飛び出す事故につながる可能性もあるので、特に注意しなければなりません。猫は人間が思っている以上に素早い動きをするものです。「ドアを開けるときに猫が近くにいないか確かめれば大丈夫」と考える人もいるかもしれませんが、それだけでは不十分です。猫はどこからともなくダダダーッとやって来て、スッと外に出てしまいます。対策としては、「玄関に一直線で行けないような間取りにする」「脱走防止ゲートやパーティションを玄関の内側に設置する」といったことが考えられます。

  • リビングや個室、猫専用の部屋
    猫が一日を過ごすメインの場所は、リビングや個室、あるいは猫専用の部屋などでしょう。そのため、できるだけ配慮の行き届いた空間にしてあげたいものです。猫は日なたが好きなので、日光浴ができる場所があるとよいでしょう。ただし、夏は熱中症の恐れがあるため、日が当たり過ぎる場合は、日よけを用意します。また、猫は狭い場所に隠れたがるので、それができる場所をつくってあげるといいですね。ソファがあれば、その下に隠れたりもできます。猫が長く過ごす場所では臭い対策も不可欠です。前もって、建築を依頼する会社に「換気システム」などについて確認しておきましょう。

  • キッチン
    キッチンには包丁や火など猫にとって危険なものがたくさん潜んでいます。猫がケガをしたり鍋を引っくり返してやけどをしたりといったことがないよう、柵をつけるようにしましょう。ゴミ箱は、猫がいたずらできないようビルトイン式に収納できるものがおすすめです。

  • 浴室
    猫が浴室に入り込んで溺れるのを防ぐため、ロックできるとよいでしょう。

  • ベランダ
    柵の間から猫が落ちたりしないように、柵の隙間の幅に注意しましょう。


  • 猫にとって危険な植物を庭に植えないようにしましょう。同様に、部屋に置く観葉植物にも注意が必要です。人間にとって安全でも、猫が口にすると中毒を起こしてしまう場合があります。例えば、アジサイ、チューリップ、シクラメン、ポトス、セローム、スパティフィラムなどがそうです。ほかにも避けたい植物がありますので、猫の飼育書などでチェックするか、獣医さんに相談しましょう。

アイテム別の注意点

次に、アイテム別の注意点を見てみましょう。

  • キャットタワー
    キャットタワーは猫が遊んだり休んだりできるタワー状のもので、天井に届く高さのものや、1メートルにも満たないものなど、サイズはさまざまです。「高い所に登りたがる」という猫の欲求を満たすことができます。素材もいろいろありますが、爪が引っかかりにくいものを選ぶことが大切です。部屋の広さによっては、大きなタワーだと圧迫感があります。人間も快適に過ごせるよう、バランスを考えましょう。

  • キャットウォーク
    キャットウォークとは高い所にある猫の通り道のことです。市販製品もありますが、新築ならば、部屋の設計に加えてもらうのもよいでしょう。キャットタワーと同様、部屋の広さとのバランスに注意しましょう。

  • キャットドア
    キャットドアとは猫専用の出入り口のことで、一般的に人間が使用するドアの下部に設置します。猫の動線を考え、最適な高さにつけてあげたいですね。新築であれば、キャットドアもあらかじめ設計に加えてもらうといいでしょう。

  • 猫のトイレ
    常に清潔に保てるよう、掃除のしやすい場所に設置しましょう。例えば、洗面所の近くにあると便利です。

  • カーテン
    猫の爪が引っかかりにくい素材を選ぶようにしましょう。

  • 障子
    普通の障子紙は、猫がいたずらして破れる可能性があります。丈夫なプラスチック障子紙を使用するなど、工夫が必要です。

猫と家族にとって理想の家をめざそう

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新しい住まいで猫が快適に過ごす様子を見ることができれば、家族もくつろいだ気持ちになれるでしょう。
今回ご紹介したポイントをご参考に、ぜひ猫にとっても人にとっても理想の家にしてください。

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