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2019.08.07

「リビング学習」って実際どう?メリット・デメリットとともにご紹介

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子どもの学習スタイルのひとつとして注目を集める「リビング学習」。さまざまなメディアで紹介され、すでに多くの家庭で取り入れられています。子ども部屋で学ぶ従来のスタイルとは異なりますが、一体どのような特徴があるのでしょうか。
今回はリビング学習の概要や取り入れ方、メリット・デメリットなどについてご紹介します。

リビング学習とは

「リビング学習」とは、子どもが家で勉強する際に、子ども部屋ではなくリビングやリビング・ダイニングを使うスタイルです。「東大に行く子はリビングで勉強している」といった説が教育雑誌などで広まり、こうした学習スタイルが「リビング学習」として多くの家で取り入れられるようになりました。『AERA with Kids』2017春号で発表されたアンケート結果では、「子どもがリビング・ダイニングで学習する」と回答した人が全体の80%近くに上り、この学習法の人気の高さを裏付けています。

このように多くの家庭がリビング学習を実践していますが、その取り入れ方はさまざまで、部屋のレイアウトや学習用具の収納についていくつかの方法があります。また、リビング学習には多くのメリットがあるとともに、いくつかのデメリットも指摘されています。

それらの点について、詳しく見ていきましょう。

リビング学習の取り入れ方

リビング学習を取り入れる際のレイアウトや収納の方法には以下のようなパターンがあります。

レイアウト

  • 一般的な学習机を置く
    子ども部屋で使用する一般的な学習机を、そのままリビングやダイニングに置くスタイルです。こうした学習机には、引き出しや本棚などが付いていることも多いため、学習用具の収納場所に困らないメリットがあります。また、机の奥行きが比較的深く、教科書やノートを広げるのに十分なスペースを確保しやすいのも利点です。その反面、リビングが狭く感じられる場合があります。

  • 壁に沿って細長いデスクやテーブルを置く
    リビングやダイニングの壁際に、奥行きの浅い細長いデスクやテーブルを置くスタイルです。きょうだいが並んで学習するのにも適したレイアウトで、椅子をベンチチェアにすれば、見た目もすっきりします。部屋に圧迫感を与えないというメリットがある反面、机の奥行きは一般の学習机に比べて浅く学習スペースが限られてしまうデメリットがあります。机の横の長さを十分に確保するような配慮が必要です。

  • ダイニングテーブルやカウンターを学習机として代用する
    リビングやダイニングのスペースに余裕がなく、学習机を持ち込めない場合、ダイニングテーブルやキッチン脇のカウンターをそのまま学習机として代用することもできます。この場合、新たな家具を購入する必要がなく、部屋に圧迫感が出ないといったメリットはありますが、食事のときにも使うため、常に清潔にしておかなければなりません。消しゴムのカスや教科書・ノートなどをすぐに片付けられるよう、ゴミ箱や学習用具の収納場所を近くに設けるといった工夫が必要です。

収納

  • 一般的な収納庫・棚を置く
    リビングやダイニングのスペースにゆとりがある場合には、一般的な収納庫や棚などの家具を新たに置くことができます。

  • 壁面収納
    学習机をリビングやダイニングに置く場合、壁面収納デスクなら、無駄なく収納スペースも学習スペースも確保することができます。また、壁に沿って細長いデスクやテーブルを置く場合、その上の壁に棚を取り付ければ、学習中に必要な教科書などをサッと取り出せる使い勝手のいい収納スペースを作ることができます。

  • カウンター下の収納

    カウンターを学習机として代用する場合、カウンター下にスペースがあるなら、そのスペースを活用できます。市販のカウンター下収納庫を利用してもよいですし、DIYでジャストサイズの収納棚を作ってもよいでしょう。

  • カゴや箱などを利用
    リビングやダイニングのスペースに余裕がない場合は、持ち運びができるカゴや箱を利用するのもよいでしょう。それらに学習用具を入れ、使わないときは邪魔にならない場所に置いておいてもいいですし、学習時にだけ子ども部屋から持ってこさせるようにすることもできます。後者の場合、辞書や図鑑など重くて子どもが運ぶのが大変なものの収納スペースは、リビングやダイニングのどこかに確保する必要があります。

リビング学習のメリット・デメリット

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リビング学習には、次のようなメリットとデメリットがあります。

メリット

  • 親子間のコミュニケーションが取りやすい
    リビング学習の最も大きなメリットと言えます。子どもが自室にこもりがちになると、親子間の会話が少なくなってしまったり、子どもが何をしているか分からなかったりしますが、同じ部屋にいることで、自然とコミュニケーションが取りやすくなります。

  • 子どもの質問にすぐ対応できる
    子どもが勉強で分からないことが出てきたとき、すぐに親に質問することができます。自室で勉強していると、分からないことがあったとしても、面倒だからと、わざわざ親に聞きに行かずに未解決のままにしてしまう可能性があります。そばにいれば、そういうことは少なくなるでしょう。

  • 子どもの不安を取り除ける
    特に子どもが低学年のうちは、ひとりでいると不安になることもあります。リビングで家族と一緒に過ごさせることで、そうした不安をなくすことができます。

  • 子どもの得手・不得手をチェックできる
    子どもが自室で勉強していると、学習の進み具合や得意なこと、苦手なことを親が把握しにくい場合があります。子どもの様子を間近で見ていると、そうしたことをチェックしやすいでしょう。

  • 子どもの集中力を鍛えられる・ほどよい緊張感を持たせられる
    リビング・ダイニングの方が自室よりも人の出入りがあったり家族の声がしたりするなど、少し騒がしい場合があります。そうした状況でも自分の学習に集中できる力が付くでしょう。また、「親に見られている」という意識が働くことから、ほどよい緊張感を持って勉強することができます。

デメリット

  • 子どもが集中できない
    静かな環境で勉強するのが向いている子どもの場合、リビングでテレビの音がしたり家族が会話をしたりしていると、集中できないことがあります。

  • 机が散らかるとリビングが雑然とした印象になる
    子どもが教科書やノート、文具などを机の上に広げておくと、リビングがすっきりと片付いていない状態になります。学習が終わり次第、すぐに用具を片付けられるような収納スペース・カゴなどを用意しておくことが大切です。

  • 親が叱る回数が多くなったり、ネガティブな叱り方をしたりすると子どもが勉強を嫌がる
    親が子どもの様子を近くで見られることはメリットではありますが、近くにいるために、頻繁に叱ってしまうというリスクもあります。特にネガティブな叱り方ばかりしていると子どもが勉強嫌いになってしまう可能性があるため、注意が必要です。

  • ダイニングテーブルは勉強仕様になっていないので、姿勢や視力の心配が出てくる
    ダイニングやカウンターを学習机として代用する場合、もともと勉強仕様になっていないため、子どもの姿勢や視力の心配が出てきます。机上面の高さが子どもの肘より高いと、手や肩に余計な力が入ります。椅子を替えてみるといった工夫が必要になるでしょう。

ルールを設定しつつ柔軟な対応を

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リビング学習にはさまざまなメリットがある一方、目に入りやすいばかりについ叱りすぎてしまう、子どもが整理整頓せずにリビングが雑然としてしまって親のストレスになるなどのデメリットもあります。そのようなことにならないよう、親子が納得する形でルールを決めることが大切です。
また、成長して個室で勉強したいと子どもが言ってきたら、その希望を尊重するといった柔軟な対応が必要になります。

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