家族を育てる家

イノスの家の工務店

「技術と真心で明日を拓く」~ ㈱坂本組 坂本社長インタビュー~

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渋滞情報「伊勢原バス停を先頭に30キロの渋滞」で有名な「伊勢原バス停」のある伊勢原市は、神奈川県のほぼ中央に位置し、東京からは東名高速で40分、電車で新宿から60分の位置にあり、首都圏の近郊都市として重要な役割を担っています。
近郊都市ではありますが、山林原野が総面積の1/3を占め、その恵まれた自然環境と温暖な気候から、神奈川県内はもとより、広く関東一円の人々の憩いの地となっています。また、江戸時代には、山岳信仰の対象とされた大山(丹沢大山国定公園)に登ってお参りする「大山詣り」が庶民の間で盛んに行われた地です。
豊かな自然と多彩な歴史・文化を有している伊勢原市にて、坂本組 坂本社長と息子の祐弥さんにインタビューを致しました。

「坂本組」の歴史、ご紹介をお願い致します

坂本社長:弊社の創業は昭和42年。当時の社長は、私の叔父(坂本社長の父親の弟)でした。創業の2年後に入社し、平成17年から私が先代の跡を継いでおります。創業当時は造園業としてスタートし、土木工事を中心に公共工事、民間工事をやってきました。住宅に関しては、大工に頼まれて鳶の仕事や基礎工事から始まり、社員に青森県出身の宮大工がいたことから、家造りにも進出しました。当初は入母屋造りの和風建築を手掛けていましたね。
そんな中、坂本組として本格的に注文住宅事業に参入したいと思い、平成13年にイノスグループに入会しました。

本格的に注文住宅に参入したい。イノスに入ったきっかけですね

坂本社長:その当時は住宅専門の営業社員が居なかった為、自社だけでは、坂本組の注文住宅をアピールする事が難しいと思っていました。地元では、坂本組と言えば土木業のイメージ。新築住宅も手掛けているとは、なかなか認識してもらえませんでした。
土木業と建築業の双方をやって行こうと考え、フランチャイズへの加盟を検討していた所、資材購入店(イノス代理店)から、ボランタリーチェーンの住友林業イノスグループを紹介して頂きました。他のFCも並行して検討し、そちらは1年ほど取組んで34棟やりましたが納得がいかず。結局、イノスグループへ入会しました。

イノスに入会して20年、いかがですか?

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坂本社長:営業がしやすくなりました。PFウッドや構造の強さをアピールしやすいだけでなく、CADシステムの効率の良さ、住友林業の家を造ってきた技術スタッフによる技術指導等、とても良かったです。
特に技術指導では、時代の最先端の技術内容を指導してもらいましたし、現場でのチェックも厳しく行ってもらいました。当然ですが、イノスグループに入会して現場のレベルが上がりました。構造現場見学会に来て、「イノスじゃなければダメだ」と言って、建ててくれたお客様もいらっしゃいました。

イノス:坂本組さんの現場レベルは、イノス営業部内でも高評価ですよ。

祐弥さん:現場の近隣にお住いの、住民の方々からも評判がよかったですね。現場が綺麗で丁寧な工務店だと褒められました。

イノス:営業に関しては、過去にイノスマイスター会員に成られていますね。

坂本社長:そうなんです。しかし、当社には住宅営業専門スタッフが居なかったので、新築受注に波があります。そのためせっかくのマイスター会員も棟数が足らずに翌年には降りざるを得なくなりました。そこで、新築住宅受注強化を考え、2年半前に、長男を住宅専門スタッフとして坂本組に入社させました。
まずはマイスター会員へ返り咲くことを目標にし、更に会社を成長させて行く為、新築住宅以外にも、土木、非住宅、リフォーム、不動産業と、地域の皆様から喜ばれる地域密着の総合建設業を目指します。

イノス:祐弥さんが入ってから、ホームページの雰囲気が変わりましたね。ブログやフェイスブックも始まりました。

祐弥さん:元々、父親を助けたいとの思いが強く、父親の苦労を見て何とかしてあげたいという気持ちで入社しました。坂本社長:現在工事中のS様邸は、全て彼に任せました。

MOTENA平屋ですね

イノス:S様邸は私も見学しましたが、S様邸はコの字型、約50坪の平屋ですね。MOTENA平屋のコンセプトを取り入れ、LDK33帖の大空間と高い天井高が特徴。そしてMOTENA動線をプランニングに取り入れられています。陸屋根のシャープな外観に、外部からの視線を遮った工夫。室内はホワイト色を基調にして、家族の一員のワンちゃんスペースもちゃんと組み入れられていて、盛りだくさんの素敵な家ですね
お施主様の拘りも詰まっていて、素晴らしい仕上がりと思います。

お客様との家づくりの思い

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坂本社長:土木業と違って、家づくりは、お客さんとの長い時間と思いの共有が有り、物づくりの楽しさがあります。お客様も我々も楽しんで打合せし、イノスの良さをアピールしていきたいと思います。

祐弥さん:S様からは、「いろいろアドバイスしてくれて、ありがたかった」と社長を通して言って頂き、うれしかったです。この物件は、自身で住むならとの思いで提案しました。
どうもお客様への思い入れが強すぎて、良い物を創りたいと言う気持ちが止まらずに、金額が上がってしまい、調整にはとても苦労しました。
次は、住んで良かった、坂本組にして良かったとのお言葉を頂きたいですね。

毎年恒例の大型イベント「おおやまこみちフェスタ」

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祐弥さん:残念ながら今年は新型コロナの為に中止となりましたが、毎年600700人のご来場があります。このイベント、当初は地域への感謝、坂本組の仕事内容のピーアールとしてスタートしました。今では伊勢原市内全域、市外からもご来場があります。

イノス:来場数がすごいですよね。私が知る限りイノスの会員イベントの中で一番だと思います。イベント内では、坂本組の仕事を知ってもらう建設機械体験コーナーや地元の飲食店を中心にしたフードコーナー、お子様向けの縁日と、盛りだくさんですよね。

イノスに望む事、期待する事は?

坂本社長:イノスには一般市場に出回っていないオリジナルの構造材「PFウッド」や、構造計算に裏付けられた強い構造躯体「デジタルフレーム工法」と、良い所は沢山あります。住友林業のスケールメリットを生かして、イノスをもっとアピールして欲しいと思います。

これから家づくりを考えている方に一言お願い致します。

坂本社長:お客様の立場に立って仕事をしてくれる会社を探すのが一番でしょう。お客様の立場に立ったアドバイスをよくしてくれる会社、提案をよくしてくれる会社。建てたお施主様の話しや口コミも大事です。
また、家を造る過程を見学、勉強して良い会社を探すのも良いと思います。現場を見れば、その会社がどんな会社か大体わかりますから。

探すのは大変かもしれませんが、一生に一度の家造りです。頑張ってください。

イノス担当から見た、㈱坂本組

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若い息子さんが、3年半前に入社し、住宅事業を強化。お父様としては、うれしい限りではないでしょうか?親子でぶつかり合いながら、妥協のない家づくりを目指して下さい。その中に、私も入れて頂き、微力ながらお手伝いを致します。
坂本組の柱の一つとして、住宅事業を盛り上げていきましょう。

取材協力:㈱坂本組
http://www.sakamotogumi.co.jp