年末年始は空き巣や窃盗が多発!ご家庭でできる防犯対策は?
年末年始は旅行や帰省などで長期間留守にする家が増えるため、空き巣や窃盗が増えます。防犯対策を徹底して、なるべく狙われにくい家にしましょう!
基本は「留守を悟られないように」する
まずは「家に誰もいない」ことを悟られないようにしましょう。警視庁の統計によると、住宅への侵入窃盗は約6割が「家人の不在時」を狙っています。具体的には、以下のような対策方法がおすすめです。
- 室内の照明を点けっぱなしにしておく
(タイマーやスマート照明で夜だけONにできればなお良し!)
- 郵便物や新聞の配達を一時停止してもらう
- SNSやブログに外出の予定を書かない
- クリスマス飾りや正月飾りなど、期間中に片付けられない飾り付けはしない
- 家の電話を外出先でも取れるように、スマートフォンに転送する
(無理な場合は、留守番電話のメッセージを留守だと分からない内容に変える/「迷惑電話の対策のため音声を録音しています」「ただいまおつなぎできません」など)
- 可能なら、インターフォンやテレビドアフォンをスマートフォンに転送する
(IoT対応機種にして、外出先でも応答できるようにする。無理な場合は録画機能付きのインターフォンを設置する、玄関先に「録画中」のシールを貼るのも有効です)
空き巣は侵入前に家を観察したり、インターフォンを押したり、あるいは電話番号を知っていれば電話をかけるなどして、留守かどうかを探ります。そのため「留守を悟らせない」ことが何よりの空き巣対策になります。
また、空き巣は侵入した証拠を残すことを恐れるので、録画機能付きの機器を嫌います。可能ならぜひ設置しましょう。
さらにプラスしたい空き巣対策は?
さらに、上記に加えてしておきたい空き巣対策があります。これらもなるべく実行しましょう。
- 玄関や窓に「補助錠」を付ける
- 公道からの死角をなくす
(高い庭木を切る、垣根やフェンスを低くするか外から透けて見えるタイプにする、など)
- 侵入されやすい場所(窓・玄関・裏口など)に防犯カメラを設置する
- 空き巣がひるむ「音」や「光」を出す装置を付ける
(センサーライト・防犯用の音砂利・衝撃検知型ブザー(窓・扉に)など)
空き巣のおよそ5割以上は「5分以内に侵入できなければ諦める」というデータがあります。なるべく狙われにくく侵入されにくいような対策をして、空き巣の被害を防ぎましょう。