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忘れていませんか?エアコンの室外機のお手入れ

夏の暮らしに欠かせないエアコン。でも、本体やフィルターは定期的にお掃除しても、室外機のお手入れはしていないご家庭が多いようです。ついつい忘れがちなエアコンの室外機のお手入れ方法をご紹介します。

室外機を掃除しないと故障の原因になる!?

室外機は屋外に設置するため、丈夫に作られています。ですが、お掃除不要というわけではないので、何もしないと、故障まではしなくても目詰まりや消費電力の増加につながることがあります。年に12回はお掃除しましょう。

まずは、ほうき、雑巾(不要な古布)、古い歯ブラシ、水入りバケツといった掃除道具をご用意ください。

掃除の手順と方法

最初にエアコンの電源プラグを抜きます。これを忘れると感電や漏電の危険があるので、絶対に忘れないようにしましょう!そしていよいよ作業に移ります。

1.外側の掃除
室外機の上部や側面をほうきで払い、ゴミやホコリを落とします。次に水でぬらして固く絞った雑巾で、ひととおり拭きます(直接水をかけると故障の原因となるので注意!)。雑巾には拭き掃除でかなり汚れが付くので、そのままゴミに出せる不要な古布を使った方がいいかもしれません。

2.空気の吹き出し口や放熱用のフィンの掃除
室外機の正面と裏側には、空気の吹き出し口と放熱用のフィンがあります。これは細かい格子やのこぎりの歯のようになっているため、古い歯ブラシでかき出すようにして汚れを落としましょう。

3.ドレンホースのチェックと掃除
ドレンホースとは、エアコン内部に結露した水分を出すためのホースです。室内機から屋外に延びているので、割れやヒビがないかチェックして、問題なければ出口のゴミや汚れをかき出しましょう。やはり古い歯ブラシでお掃除するのがおすすめです。

室外機を故障させないために~普段からの注意点~

故障につながる異物の吸い込みや虫の侵入などを防ぐために、周囲20センチ以内には物を置かないようにしましょう。さらに、周囲に枯れ葉やくもの巣などのゴミがたまったり付いたりしたら、早めに取り除きましょう。また、内部の本格的な掃除はご家庭では困難です。予期せぬ故障の原因となる場合があるので、「運転すると異音がする」「手が届かない場所にゴミがたまっている」というときは、エアコンの専門業者を呼びましょう。