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エコな暮らしとお得を両立! 今年から、子育てプラスが新たに加わり、【フラット35】のポイント制度がリニューアル

ずっと固定金利の安心と多彩なメニューで快適な住まいづくりを応援している【フラット35】に、新たに子育てを支援するメニュー、子育てプラスが加わり、子育てプラスを利用すると従来のポイント上限が撤廃され、優遇される金利引き下げ幅が最大年△1.0%に拡充されました。

今回は、新しくなった【フラット35】のポイント制度と優遇される金利、などについてお伝えします。

1.金利優遇メニューと得られるポイント

(※各基準およびポイントは、住宅金融支援機構ホームページによる)

1)若年夫婦世帯と子育て世帯が対象となるメニュー(【フラット35】子育てプラス)

①若年夫婦世帯または、こども1人の場合   1ポイント

②こども2人以上の場合(こどもの数×1ポイント) 例えば、こども4人の場合  4ポイント

☆若年夫婦世帯とは?:借入申込時に夫婦であり、そのいずれかが借入申込年度の41日時点で40歳未満である世帯をいいます。

☆子育て世帯とは?:借入申込時にこどもが有り、当該こどもが借入申込年度の41日時点で18歳未満である世帯をいいます。

2)エコな住宅や高耐震性能な住宅などを取得するときに対象となるメニュー(【フラット35】S)

ZEH 3ポイント

S金利Aプラン 2ポイント

S金利Bプラン 1ポイント

④リノベ(金利Aプラン) 4ポイント

⑤リノベ(金利Bプラン) 2ポイント

 ☆ZEH(ゼッチ)とは?:高断熱と高性能設備で大幅な省エネルギーを実現した上で、太陽光発電など再生可能エネルギーを導入し、年間のエネルギー消費量の収支ゼロを目指す住宅をいいます。

 ☆S金利ABプラン、リノベ(金利ABプラン)とは?:「省エネルギー性」「耐震性」「バリアフリー性」「耐久性・可変性」でそれぞれ一定の基準に適合した住宅をいいます。

3)管理・修繕に配慮した住宅などを取得するときに対象となるメニュー(【フラット35】維持保全型)

長期優良住宅・安心R住宅・インスペクション実施住宅など   1ポイント

 ☆長期優良住宅とは?:長く安心・快適に暮らせる優良な住宅として、国の基準を満たし認定を受けた住宅をいいます。

4)連携する地方公共団体の住宅施策等がある地域にお住まいになるときに対象となるメニュー

(【フラット35】地域連携型)

①子育て支援 2ポイント

②空き家対策 2ポイント

③地域活性化 1ポイント

④地方移住型 2ポイント

各メニューの基準を満たせば、ポイントを合算して、取得することも可能です。

例えば、こども2人の子育て世帯1長期優良住宅の認定3を受けた新築のZEH戸建て2子育て支援で連する地域4で購入するために【フラット35】を借り入れする場合:

メニュー12ポイント+メニュー23ポイント+メニュー31ポイント+メニュー42=合計8ポイントを取得できます。

2.優遇される金利と期間

1)優遇される金利は?

お借り入れの金利から、1ポイントにつき、年0.25%の金利が5年間引き下げられます。

先ほどの例で、8ポイントを取得した場合:

 8ポイント × 年0.25% = 年2.0% の金利が5年間引き下げられます。

但し、優遇金利が適用される期間が定められています。

2)優遇される期間は?

当初5年間を、年1.0%の引き下げを上限として、次の5年間へ繰り越ししていきます。

先ほどの例で、8ポイントを取得し、お借り入れの金利が年1.84の場合:

※(2024年7月現在・融資率9割以下で最も多い金利~住宅金融支援機構ホームページによる)

《当初5年間》年△1.0%上限のため、4ポイント分(4P×年△0.25%=年△1.0%) ⇒ 0.84

《次の5年間:当初610年目》上限同様、4ポイント分(4P×年△0.25%=年△1.0%) ⇒ 0.84

《次の5年間~:当初11年目~》金利優遇終了 ⇒ 1.84

キャプチャ.PNG

3.返済額の具体例

先ほどの例に基づいて、借入金額:3000万円 返済期間:35年 借入金利:1.84% 返済方法:元利均等・ボーナス返済無しの場合、具体的な返済額の比較が下記表となります。

キャプチャ2.PNG

☆優遇金利が終了した11年目以降についても、残高元金が早く減少する「優遇金利がある場合(A)」の方が毎月の返済額が低くなります。

*住宅金融支援機構・返済プラン比較シミュレーションによる

4.まとめ

今回は、今年、リニューアルした【フラット35】のポイント制度とポイントにより優遇される金利、などについてお伝えしました。

ポイント活用によって、子育てやエコな暮らしなど、ご自身のライフスタイルに合わせた住まいづくりとローン金利の引き下げの両方をお得に実現しましょう。

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