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パパが喜ぶ家づくり!こだわりの「玄関」で趣味の幅を広げるポイント

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近年はママ目線の家づくりが主流になっていますが、パパだって満足したいもの。
パパが趣味を目いっぱい楽しめるマイホームを建てるなら、「玄関」に着目してみてください。
「趣味を楽しむこと」をテーマにスペースを有効活用すれば、さまざまな使い方ができますよ。
今回は、趣味の幅を広げるこだわりの玄関スペースの活用法をご紹介します。

気軽に自転車やアウトドアグッズが使える玄関

玄関を趣味のスペースにするのなら、土間を活用するのがポイントです。
家の中にありながら床材を張らずに土足で歩ける土間は、ライフスタイルに合わせて幅広い用途で使うことができます。

玄関土間があれば、趣味の自転車も室内での保管が可能に。
屋外に自転車を置いておくと雨ざらしになり、さびの発生や劣化を早める原因になりますが、玄関土間なら安心して愛車を保管できます。

さらに、通勤や通学で自転車を使っている人は、外出時の負担を減らせることも。
屋外保管とは異なりカバーや鍵をかける必要がないので、それらを外す手間が省けます。

また、アウトドアが趣味という人にも玄関土間は最適です。
保管に広いスペースが必要なアウトドアグッズもきっちりと収納できますし、使いたいときに気軽にアイテムを取り出せるメリットも。
玄関土間を活用し広々としたスペースを確保すれば、趣味に触れやすくアイテムを収納しやすい理想の玄関を実現することができます。

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シューズクロークなら玄関がすっきり

靴の収集が好きな人は、コレクションした靴の収納に困りがち。
玄関棚を整理したりシューズボックスを用意したりしても、次々と新しい靴が増えて収納スペースが足りなくなってしまうという人も多いのではないでしょうか。

玄関土間のスペースを活用すればシューズクロークを作ることができるので、玄関棚に収まりきらない靴で玄関が散らかってしまう心配もありません。
普段使いの靴は玄関棚に収納しておき、コレクションしている靴はシューズクロークに並べておくなど、用途に応じて収納の使い分けができます。
また、ウォークスルータイプのシューズクロークを設計すれば、家族が頻繁に使うエリアと靴をコレクションしておく空間を分けることができます。

家族や来客が出入りする玄関をすっきりさせることで、家族に気を使うことなく靴のコレクションを楽しむことができますね。

趣味の作業場として活用できる玄関

アウトドアが趣味の人は、グッズを保管しておける収納はもちろんのこと、道具をメンテナンスできる作業場もあるとうれしいですね。
玄関土間のスペースを広く確保すれば、アウトドアグッズや自転車のメンテナンスができる作業場としても活躍します。

玄関に設けたスペースだからこそ、アウトドアの出発前や帰宅後にすぐ作業・収納することもできますし、汚れを気にすることなく作業することもできます。

また、玄関スペースでDIYのような作業をする場合は、設置するコンセントにも気を配りましょう。
電気工具を使用したりバッテリーを充電したりと、趣味の作業に電源は不可欠です。
使用する電動工具の電圧や差し込み口数は趣味の形態に合わせて検討しておきましょう。

玄関とアトリエを兼用すればギャラリースペースに

玄関土間のスペースはアトリエとして使用するのもひとつの手。
庭を臨む壁面をガラス張りにすれば、外から見ても魅力的な「魅せる玄関」へとその姿を変えてくれることでしょう。
玄関土間として広いスペースを確保するだけでなく、アトリエを意識した玄関の内装にすることもポイントです。

また、コンセプトに合わせた壁面材や床材、窓まわりのサッシを用いることで、より魅力的なギャラリースペースを演出できるでしょう。
単なる玄関という役割だけでなく、芸術性をアピールするスペースとして活用できるのも玄関土間の魅力。
友人や近隣の人を招くことで、玄関ギャラリーを通じたコミュニケーションの幅が広がっていくのではないでしょうか。

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車好きなら玄関をビルトインガレージに

車が好きな人は、愛車を格納する車庫スペースを建物に組み込んだビルトインガレージにするのも魅力的。
家の中にいながら愛車を眺められる時間は、車を趣味にする人の醍醐味といえるのではないでしょうか。

日ごろから愛車をメンテナンスしている人なら、玄関土間に作業カウンターを設けるのもおすすめです。
時間や天候を問わず作業できるうえ、壁面収納を設ければ工具などを保管しておけるため、作業効率もアップするでしょう。
また、ひとりで趣味に没頭するだけでなく、同じ趣味を持つ仲間が集えるスペースにすることもできます。
玄関をコミュニケーションの場にすれば、さらに有意義な時間を過ごせそうですね。

植栽で四季を感じられる開放的な玄関

個性的な玄関を求める人は、玄関に中庭を設けるのはいかがでしょうか。
植栽を設置した中庭は、緑や光が感じられる風情豊かな空間を演出。
庭を作るのが難しい都会でも、玄関スペースの工夫次第で中庭から四季の移り変わりを楽しめます。

また、より開放的な玄関スペースにするために、生活スペースであるLDKと玄関土間をひと続きにするのも効果的。
半屋外的なリビングは、開放感に満ちた明るい印象の居住空間を作ることができます。
四季の移ろいを感じられるだけでなく、人を招きたくなる個性的な玄関スペースを演出することができるでしょう。

玄関がペットも喜ぶ自由な空間に

室内と玄関をひと続きにすることで、ペットにとってうれしい結果になることも。
動きを制限するものが減り、自由な空間を作りやすくなります。

例えば、リビングをぐるりと取り囲むように玄関土間をつなぐことで、ドッグランのように走り回ることができます。
ペットの運動不足を解消できるので、雨の日に外出できずストレスをためてしまうこともなくなるでしょう。

また、ひと続きになった玄関土間でリビングをぐるりと取り囲む場合は、玄関土間から段差を設けてリビングを設計するのが効果的。
家族やペットが行き交う玄関土間の床材にコンクリートを採用することで、散歩後のペットの汚れも気にしなくて済みます。
ペットとの生活を中心に設計することによって、ペットを含めた家族みんながより快適で自由に暮らせる空間を作り出すことができるのです。

「趣味を楽しむ」をテーマにした玄関づくり

マイホームは家族の理想が詰まったもの。
ママが家事や間取りにこだわるなら、パパは趣味を楽しめる家づくりを望んでいるのではないでしょうか。
道具の収納や作業が必要な趣味を満喫するためには、スペースが必要です。
限られた空間を有効に使うためにも、玄関を活用することをおすすめします。
住まいの入り口としての役割だけでなく、趣味のスペースとしても利用することで、パパの家づくりの満足度もアップすること間違いなし。
「趣味を楽しむ」をテーマにした玄関の工夫で、パパが喜ぶ家づくりを意識してみませんか?

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