忙しい女性に休息を!かしこい収納で散らかりにくい家にする方法
仕事を持つ女性は、家事をするまとまった時間をなかなかとれないもの。そこに子育てが加われば毎日の生活だけで精一杯で、「家の中を片づけることなんてできない!」と悩む女性も少なくないでしょう。でも、収納の仕方を工夫することで、片づけに時間をかけることなく家をきれいに保つことができます。
忙しい女性におすすめの、収納のコツを紹介します。
キッチン収納でよくある悩みを解決
毎朝使うキッチンがきれいだと、朝から気分が良いものです。キッチン収納の悩みを解決する方法を紹介します。
悩み1 調味料類が乱雑に置かれている
大きさや形がさまざまな調味料をすっきりさせるには、場所を決め、まとめて収納するのが一番です。その際、各調味料の容器の形やサイズがふぞろいだと、余計なすき間が生じてしまいます。おそろいのビンに移し替えると見た目もきれいで、スペースも有効に使えます。ラックやカゴなど収納場所の高さや幅を計り、きっちり収まる形の容器を用意しましょう。
悩み2 場所をとる大きなフライパンや鍋類の置き場所がない
大きなものをできるだけ場所をとらずに収納するには、「立てる収納」が効果的です。立てて収納すると、せまいスペースを活用できるうえに出し入れもスムーズです。フライパン立てやファイルボックスなどを活用しましょう。ふたは本体と別に収納したほうが省スペースで、こちらも立てる収納がおすすめです。
悩み3 買い置きの食料品があふれてしまう
忙しいママは特に、買い置きは必須です。キッチンパントリーがあれば買い置き品の収納場所は確保できますが、コンロ下やラックなどを置き場所にしている場合は、スペースが足らず食料品があふれてしまうこともあるでしょう。
買い置き品と開封した米袋を同じ場所に収納している人もいるでしょう。毎日のように使う食品は、外に出しておくほうが使い勝手もよく、その分収納スペースを空けられます。ガラスやホーローなどの容器に移し替えれば見た目もおしゃれです。
これからマイホームを建てる人は、大きなキッチンパントリーはぜひ検討したいところ。キッチンパントリーについての詳しい情報は、『キッチンをもっと快適なスペースに!「キッチンパントリー」の活用法とは?』の記事もご参照ください。
リビング収納のコツはメリハリ
リビング収納では、「隠す収納」と「出しっぱなし収納」をうまく使いこなしましょう。
隠す収納は出し入れのしやすさがポイント
隠す収納では、チェストやキャビネットなどを使うことが多いでしょう。家族全員に「出したらしまう」を習慣にしてもらうことが、散らかりにくくするコツ。出し入れがしにくければ面倒になり、結果的に散らかってしまいます。そのため、家族が何を収納するかを把握し、容量に少し余裕のある収納家具にするのがベスト。また、収納家具は扉や引き出しの開け閉めのしやすさを考慮して選びましょう。
なお、小さな子どもには出し入れしやすいボックスタイプがおすすめです。
出しっぱなし収納を上手に利用しよう
仕事や学校への持ち物など使用頻度の高いものは出し入れが面倒になる恐れがあるため、出しっぱなし収納のほうが向いています。無造作に床やテーブルの上に置かれないよう、定位置を決めてそこにカゴやボックスを用意します。バッグ類はワイヤーラックやS字フックなどを利用した「吊るす収納」にすると、場所をとらず、サッと取りやすいのでおすすめです。
リモコンやティッシュなどテーブルの上で乱雑になりやすいものは、バスケットなどにひとまとめにし、決められた場所に置きましょう。
クローゼットを整理して、衣替えの手間を省く
スペースが許せば、シーズンにかかわらずすべての服をクローゼットに収納すると、季節ごとの衣替えがスムーズになります。
例えばクローゼット内に引き出しがあるなら、上段を今季の服用、下段を季節はずれの服用と分けると、引き出しを入れ替えるだけで衣替えが完了します。しわになりにくい服は小さくたたんだり丸めたりしたうえで、空き箱やブックスタンドを用いて立ててしまうと多く収納できます。引き出しではなく、ハンガーパイプの左右で季節分けすることも可能です。
なお、家族全員の服を収納できる「ファミリークローゼット」なら、片づけやすく、家事負担がぐんと軽減されます。詳しくは、『家族みんなの動線をスムーズにする「ファミリークローゼット」とは』の記事もご参照ください。
片づいた家は、時間にも心にも余裕が生まれる
散らかりにくく家族が自然に片づけてくれるような環境が整えば、忙しい女性の負担が減り、心にも余裕が生まれます。
イノスの家では、働く女性にうれしい家「MOTENA PLUS」をご提案。家事がはかどる動線や自然と家族が片づけてくれる収納の工夫など、ワーキングママ必見のアイデアがあちらこちらに詰まっています。ぜひご覧ください。