家族を育てる家

はじめての家づくり

みんなが気になる家づくりとは?

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皆さんは家づくりをする時に、どのようなところを重視したいと考えているのでしょうか?
ある意識調査であった、「どのようなところを重視して家づくりを考えたのか」についての5つの質問と回答を紹介します。

住宅購入を検討するキッカケ
「家族や子供のため、もっと広い家を持ちたい」が、33%でトップ。

住宅メーカーを選ぶ決め手
「耐震に対する技術力や先進性」42%、「会社の信頼度・実績」40%。意外と少なかったのは、「現場での施工品質」について。

建てるときの不安や不満
「欠陥・手抜き」52.1%が年齢問わずにトップ。また、40歳までのユーザーでは「ローンが不安」という回答も多い。

家を建てるときに詳しく知りたい情報
「建築価格」が48%と約半数を占め、次いで「工法や耐震性」が41%という結果。

現在お住まいの家で今も将来も不安に思うこと
「耐震性・耐久性」が58.6%トップで、次に「メンテナンスや修繕に掛かる費用」が41%。今住んでいる環境により、耐震性・耐久性、欠陥・手抜き工事、価格やローンというところが重視されているという回答結果。
そこで、これらを踏まえて、家を建てるときに気をつけたい点を、かいつまんでご紹介しましょう。

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家づくりは工事が大事

では、はじめの意識調査で高かった住宅メーカーの選択理由で、「耐震に対する技術力」、「会社の信頼度・実績」について考えてみましょう。大きな会社は技術力や信頼性が高いと推測は出来ます。技術力は技術開発が出来る力のことを指し、社員が多いほど技術開発に割ける人材が多いのもわかります。また、信頼度・実績は会社自体の安全性であって、大きい会社のほうが、相対的に安定度が高いのも当然でしょう。
ところが家づくりは、契約した会社1社の社員だけで全ての工事を行うわけでは有りません。一軒の家を作るにも、様々な業者がそれぞれの担当する工事を受け持って、皆で作っていくものなのです。ある会社がいくら高い耐震性能を謳っても、実は協力業者の施工力、施工精度が乏しくて欠陥・手抜き工事になるようでは、その性能を発揮することはありません。従って、欠陥・手抜き工事の無いことがポイントになると思います。

ではどうやって欠陥・手抜き工事をしなさそうな業者を選べば良いでしょう?実際、住宅メーカーや建設会社の現場の信頼度を確認することは難しいのですが、簡単な方法を教えましょう。それは、その会社の工事現場を見てください。外から見て整然としたパッと見のよい現場であれば工事現場の管理状況は良いと推測できると思います。整然とした現場は万一手抜きや間違いが行われても、ちゃんとした現場監督ならすぐに見抜けるでしょう。また、整然とした管理のされている現場では、手抜きなどする可能製のある胡散臭い業者をはなから使ったりしないでしょう。また、最近では口コミなども参考になるのではないでしょうか。

職人さんの経験や勘による施工で結果的に欠陥・手抜き工事になってしまうのは管理会社の指導不足から来るので、現場管理状況を見れば判りやすいと思います。現場監督がちゃんと見ていない、職人さんにまかせっきりの現場ではそういったことが起きる可能性があります。それ以外では、相対的に低価格住宅は欠陥・手抜き住宅に繋がりやすいので要注意です。

低価格の住宅を提供する為に資材、建材を自社ブランド製品で供給したり、仕入れ先ルートの工夫等でコストを削減できればいいのですが、施工業者、職人さんへの発注価格を抑えて工事原価を下げるケースもあるようです。そうなれば職人さんは早く現場を仕上げないと儲からないので急ぎます。その過程で、施工品質が低下することが手に取るように判るのです。
また、低価格にする為に気に入ったプラン(間取り)が出来上がったとしても、省エネ、耐火、準耐火構造について対応出来ていないこともよくあることです。
せっかく新居に住んでも、ファンヒーターをガンガン炊いては室内の空気が汚れるし、冷暖房費で毎月1万円も掛かっているようでは、とても快適な住宅とは言えないですね。反面、良い住宅にすることによるランニングコストのダウンも考えてみましょう。

一般住宅から認定長期優良住宅仕様にすることでのコストアップは、家の大きさにもよりますが大体100万円ぐらいからと言われています。これに対しては、補助金制度や減税制度もあります。
また、準耐火・省令準耐火構造へのコストアップは坪当たり1万円ほどですが、火災保険料は約1/2になります。ZEHなど、省エネ対応住宅へのコストアップは、太陽光発電、エコキュート、高機能換気システムの設置費用などを合計すると約200~300万円かかります。

しかし、サッシ窓の省エネ対応費用には補助金制度もありますし、太陽光には売電制度もあります。同時に、冷暖房のランニングコストが縮減されます。住宅メーカーレベルになると標準仕様で準耐火・省令準耐火構造や、高断熱仕様を採用しているところがあるので、そこからでは150万円~200万円程度のコストアップで済むのではないかと思います。見積りを依頼するときに全て対応する内容で作成してもらえば、追加代金という感覚はなくなるでしょう。しかし、若干高値になるかも知れません。
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分譲建売住宅の広告を見ているとおおよそ建物の建築費用が1,700~2,500万円くらいが多いように思います。でも内容を良く見てください。長期優良住宅や準耐火・省令準耐火仕様になっているものはまれですし、窓サッシもペアガラスとは言いながら、高断熱ガラスを採用していないものが多く見受けられます。そうなると、家が長持ちしないばかりか、毎年冬になるとサッシ枠やガラス面での結露も発生しやすいことが推測されます。
多分、そんな建売住宅でも、あと300万円ほど掛ければ、高性能住宅になって快適な生活を送ることが出来るのになーと思うことが度々あります。

住宅購入は住んでからも考えて

トータル的には、認定長期優良住宅で準耐火・省令準耐火構造、省エネ対応の住宅は、当初の建設費に費用が多少余分に掛かりますが、補助金制度の活用や税金の優遇制度、火災保険料の軽減などを利用すれば、比較的穴を埋めることが可能です。また、高性能住宅はランニングコストも抑えられ家族や子供のために快適な住環境が得られます。これからの住宅は高機能、高性能、高品質が提案できる建設会社を選択し、住宅取得を実現しましょう。まさに夢にまで見ていた住まいが得られるのではないでしょうか。