秋は敷物のお手入れに最適な季節! カーペットをキレイにしよう。
空気が乾燥して爽やかに晴れわたる10月は、カーペットのお手入れに最適です。インテリアに欠かせないカーペットをお手入れして、快適に模様替えしましょう。
保管していたカーペットと、しまうカーペットのお手入れ方法
快適に模様替えするために、まずは保管していたカーペットを虫干しして、しまうカーペットを掃除しましょう。先に保管していたカーペットのお手入れからはじめると、入れ替えがスムーズに行えます。
保管していたカーペットを虫干しする
1.よく晴れた湿度の少ない日(前日に雨が降らなかった日)に、風通しが良い屋外で陰干しする
2.布団たたきで軽くたたいてホコリを飛ばす
こうすれば、湿気やホコリが取り除かれてカビやダニが繁殖しにくくなります。干す時間は片面1.5時間ずつ、合計3時間程度です。なお、天日干しはカーペットの繊維や染料を傷めるので避けましょう。
しまうカーペットの汚れを落とす
1.1ℓの水に対して約10mg程度(ウール素材の場合は2mg程度)の中性洗剤を溶かし、きれいな雑巾を浸けて固く絞ってから拭き、最後に固く絞ったきれいな雑巾で洗剤が残らないよう丁寧に水拭きをする
※ひどい汚れがある場合はクリーニング店に出しましょう
2.風通しの良い屋外で、裏向きにして朝10時ごろ~午後15時ごろまで陰干しする
3.裏向きにしたまま布団たたきで軽くたたき、中に入りこんだホコリを出す
4.家の中に取り込んで、表面・裏面とも掃除機をかけて付着したホコリやゴミを吸い取る
5.できればハトロン紙(クラフト紙/ホームセンター等で購入可)で包み、乾燥した風通しの良い場所で保管する
カビが発生したカーペットはどうする?
敷いていたカーペットや収納していたカーペットに、カビが生えていることがあります。この場合は、以下の手順できれいにしましょう。
1.窓を開け放って換気を良くする
カビの胞子が部屋に充満したり、カーペットや家具に再付着したりするのを防ぐため
2.カビを消毒する
カビが生えた部分に消毒用エタノールをスプレーで吹きかけ、15分置いてから乾いた雑巾で拭き取る
※エタノールは先に目立たない場所にスプレーして、色落ちしないかテストしましょう
3.仕上げに掃除機をかける
カビの胞子を取り除いて再発生を防ぐため、カーペット全体に掃除機をかける
こうしたカビやダニの発生を防ぐため、しまいこんだカーペットも敷きっぱなしのカーペットも半年に1回は屋外で陰干しするとよいでしょう。