夏の快適な暮らしのために、蚊の発生と侵入を徹底的に防ぐ!
夏の暮らしと安眠を邪魔するイヤ~な蚊。さらに日本脳炎やデング熱などの深刻な感染症(※後者は近年、国内での発生も見られるようになりました)を媒介するため、なるべく刺されないようにしたいものです。家の中に蚊を入れないように徹底的に予防しましょう!
蚊はどこからやって来る?発生源と侵入経路を絶とう!
蚊に刺されないためには、発生源と侵入経路を絶つことが重要です。まずは蚊が発生しやすい場所をなくして、侵入しやすい場所をふさぎましょう。
【蚊が発生しやすい場所と対策】
・水たまり
空き缶や古タイヤなどは放置せずに早めに処分、植木鉢の受け皿は定期的に水を入れ替えるか、使わない
・側溝、雨水ます、排水ます
定期的に掃除して、蚊が産卵しにくいように上を覆う/人や動物・魚類に害が少ない昆虫成長制御剤(IGR)を投入する
・庭の雑草や草むら
早めに刈るか抜く
【蚊が侵入しやすい場所と対策】
・玄関や勝手口
素早く開けて素早く閉める/ドア用の網戸を設置する
・サッシや網戸のすき間、破れ
早めに補修する/網戸用モヘア(窓と網戸のすき間を埋めるフワフワした部品)がヘタっていたら交換する)
・換気扇や24時間換気の給排気口
フィルターが無かったり目が粗かったりする場合は、市販のフィルターで覆う※完全にふさがないように注意!
こんな侵入経路や盲点もあり!正しい対策で蚊をシャットアウト
蚊はほんの少しのすき間からでも侵入します。特にサッシや玄関は素早く開け閉めして、必要がない限り開け放たないようにしましょう。
また、換気扇や24時間換気をONにすると、屋内と屋外に気圧の差ができます。このとき、どこかにすき間があると、蚊やコバエなどの軽い虫を屋内に吸い込んでしまいます。
換気扇や24時間換気をONにするときは、窓や網戸をしっかり閉めて、すき間ができないようにしましょう。なお、24時間換気を長時間止めると、建材や家具・日用品などから発散する化学物質によるシックハウス症候群が起きやすくなります。24時間換気はなるべく止めないようにしましょう。