INFORMATION家づくり便利帖

  • 建物のはなし

2020.02.18

平屋ってどう?メリットや価格や注意点など基本知識を身に付けよう

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世代を問わず、「平屋」に興味を持つ人がじわじわと増えています。一方で平屋に対し、「広い土地が必要で、価格も高い」といったイメージを持つ人もいるようです。あまり知られていない平屋について、その魅力や価格、注意点など、最低限知っておきたい基礎知識を紹介します。

実はメリットだらけの「平屋」

平屋には次のようなメリットがあります。

  • 生活動線がスムーズ

フラットなつくりの平屋は、段差がなく、間取りもシンプル。生活動線も家事動線もスムーズで、毎日の暮らしのストレスが少なくなります。

  • 家族の距離が近い

リビングを中心としたコンパクトなつくりが多く、家族の距離が近くなるため、コミュニケーションがとりやすくなります。

  • 庭が近い

設計上の安全性は考慮しなければいけませんが、物理的には、平屋では好きな部屋に、庭へ出入りできる大きな窓をつくることができます。窓を開けて部屋と庭をつなげ、空間を広く使うことも可能です。

  • 開放的なつくりが得意

天井を高くしたり天窓をつけたりするなど、天井部分をぜいたくに使用できます。また、ダイナミックな吹き抜けを設置することも可能です。

  • 地震に強い

建物は高さが低いほうが構造的に安定します。また、2階の重みがないため、平屋は地震に強いといわれています。

このようにさまざまな魅力がある平屋ですが、「広い土地が必要だから」とあきらめる人もいるようです。小人数の世帯が多い現代、ふんだんに用いた木の温もり、心地よい光と風に包まれる平屋の暮らし ~Y様邸~のような1LDKや2LDKなど、コンパクトな間取りの平屋も注目されています。こちらのお宅は敷地面積が広いですが、部屋の広さやその土地に定められた建ぺい率の(敷地面積に対する建築面積の割合)上限によっては、限られた面積の土地でも建築は可能です。

平屋のメリットについてくわしくは、根強い人気の平屋、メリットや魅力は? をご参照ください。

平屋の建築費用は高い?

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確かに、延べ床面積が同じ「2階建て」と「平屋」を比較すると、建築費用は平屋のほうが高くなる傾向があります。延べ床面積が同じ場合、土地と家屋が接する面が平屋のほうが広くなる分、基礎工事のコストがかかるからです。屋根も同様の理由で、平屋のほうが高くなります。

ただし、平屋は階段、2階のトイレ、さらに間取りによっては「廊下」を省くことができます。そのため、例えば6畳の個室×3+4.5畳の書斎+18畳のLDKといった同じ間取りで2階建てと平屋を比較した場合は、平屋のほうが延べ床面積を小さくできます。また、平屋は2階建てに比べ、将来の減築やバリアフリー工事などの必要性が低いでしょう。一般的に、メンテナンスやリフォームが比較的容易なことから、かかる費用を抑えることも可能です。

当初の建築費用が少し高くなったとしても、長い目で見ると安くすむということもありえるので、将来まで見すえて判断することをおすすめします。

平屋の注意点

魅力が多い平屋ですが、当然注意点もあります。例えば、メリットである家族の距離の近さは、裏を返せばプライバシーを保ちにくいとい4C_10367008436 - コピー.jpgったことにつながります。
また、高さがないことは地震に強い反面、水害の場合に2階へ避難することができません。そのため、低い土地に平屋を建てる場合は、万一の場合の避難場所をしっかり確認しておく必要があります。自然災害の場合は、土地や地域の地理的な環境が重要になるため、土地から購入する場合は、平屋を建てるのに向いている場所かどうかをよく考えて決めることが大切です。

子育て世帯におすすめしたい住まい「平屋」


平屋には注意点があり、土地も慎重に選ぶ必要はあります。しかしそれらをクリアできれば、平屋だからこその快適な暮らしが期待できます。以前は平屋というと、比較的高い年齢層の住まいといったイメージでしたが、子育てのやりやすさから今は若いファミリーからも注目されているのです。

おもてなしをメインコンセプトにした「MOTENA」シリーズから平屋の魅力を伝える「MOTENA平屋」が誕生しました。ぜひ、ご参照ください。

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