家族を育てる家

間取り・デザイン

きれいな玄関で、出かけるときも帰ってきたときもハッピーな気分に!

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ほぼ毎日通る「玄関」。いつもきれいにしておきたい場所ですが、靴のほかにもさまざまなものが置かれ、気を抜けばすぐにちらかってしまいます。玄関をきれいに保つことができれば、サッと外出できて、気持ち良く帰宅することができるはず。
そこで今回は、玄関が散らかる理由と無理なくきれいに保つコツを考えていきます。

いつのまにか玄関がちらかってしまう理由は?

そもそも玄関はなぜちらかるのでしょうか? まずは、いうまでもなく、靴です。子どもや夫が自分の脱いだ靴をそろえず別々の方向に向いている、靴と靴が重なってしまっている。あるいは、家族全員の靴を片付ける十分なスペースがなく、履かない靴も出しっぱなしになっている......靴がちらかる理由はそんなところでしょうか。
また、玄関には靴以外のものも無造作に置かれがちです。朝、出かける際にとりあえずシューズボックスの上に置いた新聞、帰宅時ポストから取り出して仕分ける間もなく放置したダイレクトメールやチラシ、子どもの遊び道具やベビーカーなど、玄関には意外と多くのものが集中します。

こうしていつのまにか玄関はちらかっているのです。

玄関をきれいに保つコツは?

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では、玄関をきれいにするにはどうしたらいいでしょうか。悩み別の収納小技を紹介します。

シューズボックスがすでにいっぱいでも、容量を増やすことは可能です。例えば、内部に突っ張り棒2本を平行に並べれば、簡易な棚になります。子ども用の靴やサンダルなど軽めの履き物なら、落ちる心配もないでしょう。突っ張り棒1本を設置して、ブーツや長靴などの甲の部分を下に向け、引っ掛けて収納するアイデアもあります。
また、1足分を上下に重ねてスペースの節約ができる靴ホルダーなど、市販の専用グッズも数々あります。適宜利用するのもいいでしょう。

  • そのほかのもの

靴以外のものは玄関に置かないのが一番ですが、どうしても置かざるをえないものは、定位置を決めておくだけでもすっきりします。
例えば子どものおもちゃ類は、大きめのカゴを用意して、そこにしまうよう指示すれば、面倒くさがらずに片付けるはずです。ベビーカーや三輪車など大きなものについても、トレーや浅めの箱などを置き、スペースを完全に確保してしまうことが大切です。そこには靴などほかのものを置くのを一切禁止にします。

  • 不要なチラシやダイレクトメール

玄関にごみ箱を置き、その場で捨てるようにします。ただし、ほかのごみを捨てるとにおいの心配があるので、乾いた紙ごみ専用にします。玄関の雰囲気と合わせたデザインでふた付にすると、来訪者の目も気になりません。

家族の意識改革が重要!

家族全員が使う玄関は、ママの努力だけでは常にきれいにすることはできません。
「脱いだ靴はそろえる」「外に出すのは明日履く靴1足だけ。残りはシューズボックスにしまう」、「遊び道具は決められた場所に置く」「不要なダイレクトメールやチラシはその場でごみ箱に捨てる」など、家族のルールをつくり、家族全員に守ってもらいましょう。
すぐにルールを浸透させるのは難しいかもしれませんが、習慣化するまでルールを紙に書いて玄関の目立つ位置に貼っておく、ママが率先してお手本を見せる、できたらほめるなどして、根気よく働きかけると、必ず家族の意識も変わってきます。

話題のシューズクロークとは?

最近は、従来のシューズボックスに比べて断然収納力の高い「シューズクローク」を設置する家が増えています。シューズクロークとは、靴を履いたまま入ることのできる大容量の収納のこと。靴だけでなく、ガーデニンググッズや清掃道具、ベビーカーや三輪車など多くのものを入れられ、玄関をいつもすっきりさせるのに、心強い存在です。
玄関ドアからシューズクロークを通って家の中に入る形の、ウォークスルータイプもあります。ウォークスルーなら、通り抜けながらコートをかけたりベビーカーを片付けたりすることができます。また、外出時は荷物をサッと取って出かけられ、帰宅時は荷物を片付けてから家に入ることができるなど動線もスムーズで、おすすめです。

シューズクロークについて詳しくは『便利な収納で玄関すっきり!「シューズクローク」のメリットとは』をご参照ください。

きれいな玄関で毎日の暮らしを心地よく

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玄関がいつもきれいだと、家族みんなが気分良く外出したり帰宅したりできるだけでなく、突然の来客にあわてることもありません。収納の工夫をするとともに、家族にもしっかり協力してもらい、常に美しい玄関をめざしましょう。

シューズクロークをはじめ、家族の洋服がすべて入る「ファミリークローゼット」や、夫婦で協力して炊事しやすい回遊型キッチンなど、働くママにうれしい工夫がちりばめられた『MOTENA PLUS』。これからマイホームを検討されるなら、ぜひご参照ください。